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Tap In スクリプト

ユーザはふたつのタイプ、外部(external)と内部(internal)のサービスチェックを実行できます。外部チェックは Tap In 管理サーバ上で実行されインターネット越しにそのサービスが使用可能かどうかを調べます。外部チェックは内部インフラストラクチャに依存しないため、貴社の顧客やユーザがそのサービスを参照できているかを調べるのに有用です。外部チェックは Tap In 管理サーバ上の Web インタフェースを使って構成設定します。

内部チェックはローカルシステム上で実行されます。それらはデータを収集するために OS に直接アクセスし、その後 Tap In 管理サーバーにその結果のイベントフォームを作って送ります。内部チェックは Tap In エージェントから実行されます。通常、オープンソースとして配布されているエージェントは個々のチェックを実行し、結果を翻訳して Tap IN イベントを作成し、クラウド内の Tap In 管理サーバにイベントを送るスクリプトです。実行されるチェックやアラートの閾値などのパラメータは、構成ファイルで定義されます。

外部や内部のいずれにしろ、下記のチェックを行うことができます:

単純スクリプト

これらのスクリプトは Nagios プラグイン仕様 に準拠し、最も簡単に作成できるものです。 そのスクリプトが exit コードに重大度(OK、warning、critical や unknown)をセットし、標準出力にイベントメッセージをプリントすることが必要なことのすべてです。内部スクリプトでは、エージェントはこれらの結果を Tap In イベントにラップして Tap In 管理サーバに送ります。外部スクリプトでは Tap In 管理サーバが結果を翻訳してイベントを作成します。また、オペレータは、オープンソースの Nagios プラグインプロジェクトからのスクリプトを使用したり、Perl や Ruby、その他の言語を使って Nagios プラグイン仕様に準拠するカスタムの外部スクリプトを作成できます。

Tap In は、スクリプトが Nagios プラグイン仕様に準拠するならば、イベントストリーム内の追加パフォーマンス情報をサポートします。パフォーマンスデータが指定されると、グラフィカルレポートが自動的に Tap In の Web レポートサーバ上に作成されます。

メディエータ(Mediator)スクリプト

メディエータスクリプトは、それらがイベントを作成して Tap In 管理サーバに送ることを除き、どのように呼び出されるかについては単純スクリプトと同様です。 Tap In イベントメッセージのフィールドはここに説明されています。追加のフィールドが、ステータスイベントに関連付けられるための追加システム管理データを可能にします。これらのフィールドは Tap In レポートを充実させます。 ここに 例があります:単一チェックで複数のディスクボリュームを監視していて、各ボリューム毎に別のイベントを発生させたい場合、単一のスクリプトはすべてのボリューム問い合わせためにコマンドを発行し、各ディスクの状態を調べます。そして、各ボリューム毎にひとつのイベントが送られます。そのイベントのタイプ-名前(type-name)フィールドがボリューム名を指定します。Tap In 管理サーバはそのイベントを処理し、QuickView コンソールや Tap In Web ビューア上に特定のディスクを表示します。

コンシューマ-メディエータ(Consumer-Mediators)

コンシューマ-メディエータ(Consumer-mediators)は、Tap In 管理サーバと緊密に相互作用をするスクリプトです。それらはサーバから管理イベントを受信し、また、イベントを生成します。これらのスクリプトは複雑なアプリケーションを管理したり、自動化アクションを実施したり、他の管理ツールとの統合したりするのに使用されます。

ひとつの例は、Tap In 管理サーバによって受け取られた(さまざまな機器とテクノロジーからの)複数のイベントを参照して、新しいイベントを生成する、分析スクリプトです。あるいは、75 パーセントの Web サーバがクリティカル(critical)状態であったり、50 パーセントのデータベースサーバがダウンしていたり、ユーザ数が 1000 を超えた場合に高優先度のイベントを発生させ対かもしれません。スクリプトはログインして、この条件でイベントを調べ、そしてそれが発生していたら新しいイベントを発生させるか、リカバリーのアクションを実施します。そのスクリプトは、オープン中のイベントが古いものであれば、「クローズ」したり削除することも可能です。

Tap In の Perl パッケージは Tap In 管理サーバにログインや読み出しをするのに必要なメソッドを含んでいます。このスクリプトをサポートするために、Tap In 管理サーバ内でユーザ ID と、この ID が見ることを認められているイベントを最初に定義する必要があります。

Linux システム上の構成ファイルはエージェントのプラグインスクリプト、実行パラメータとアラートの閾値を定義します。このファイルは、共有サーバが同じ構成ファイルを使用できて、システム仕様のパラメータを定義する必要がないように設計されています。

 
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