Amazon CloudWatch
Tap In Systems は、同社のクラウド管理サービス(Cloud Management Service : CMS) の一部として Amazon の CloudWatch 監視 API をサポートすることを発表しました。 CMS は、クラウドやデータセンター資源をクラウドから監視するオンデマンドサービスです。 CloudWatch は下記の機能を提供します。
- CloudWatch 計測基準での閾値を超えた場合に必ずアラートを発生させる。 CloudWatch API はポーリングし、ユーザ定義された閾値に対して比較します。オプションとして、アラート発生時にeメールやツイッター通知を送ることができます。
- CloudWatch API からの計測値を表示するグラフィカルなレポートを作成できます。ユーザが CloudWatch のパラメータを入力すると、レポートを作成するために、レポート機能が CloudWatch データを API から取り出します。
- 長期間の傾向レポートを作成できます。 週間、月間、年間までの傾向レポートを提供するため CMS 内に CloudWatch 計測データを保存します。これにより、 CloudWatch によって保存された 14 日以上の長期間の履歴データ計測値の傾向を見ることができます。
- ユーザ定義されたポートのアクティブなスキャニングが行われ、アラートが生成されます。
- 簡単なスタートアップと構成設定。監視やアラート生成をコントロールするオプションや閾値は Web のフォームで入力します。
- CloudWatch で実現可能な計測基準以上の拡張監視が Tap In エージェント技術で導入できます。これらのアラートは CloudWatch のアラートと一緒に見ることができます。
- リアルタイムの CloudWatch 更新とアラートが、Tap In の QuickView クライアントコンソールや Web レポートを使って表示されます。
Tap In System の CMS と CloudWatch 統合は、2009 年の第三四半期から提供されます。初期ベータプログラムが現在利用可能です。Tap In Systems info@tapinsystems.com にコンタクトして、初期ベータプログラムに申し込みできます。
ベータプログラムに参加する場合 Tap In Systems への支払いはありませんが、CMS CloudWatch 機能で Amazon の CloudWatch オプションを有効にしますので、あなたの Amazon AWS 課金に追加料金が発生します。
QuickView コンソール上の CloudWatch イベント |
CloudWatch グラフ |
傾向グラフ |