アクションモデルの実行
コントロールプランを作成し終えたら、それをControl Plan Editorから実行できます。 ノーマル(normal)とデバッグ(debug)の二つの実行モードがあります。実行モード
ノーマルの実行モードにおいて、Run ボタンを押すと開始プレースから実行し、終了プレースに到達するまで続けます。モデル中のどこかのノードで停止させたい場合、ノードの上で右クリックをしてSet Breakpointを選択することでブレークポイントをセットできます。実行開始すると、そのモデルはブレークポイントまで実行します。再開するには、そのノードの上で再度右クリックし、Resumeを選択します。ノードの上で右クリックをしてRemove Breakpointを選択することで、ブレークポイントを削除できます。デバッグモード
デバッグモードでは、モデルは一度に一つのプレースしか実行しません。デバッグモードに入るには、Run Bugアイコンを選択します。デバッグモードに入ったら、Step Bugアイコンを選ぶことで、モデルを一ステップずつ進めることができます。そのノードタスク行うどんなアクションでも実行します。ノードのステータス
実行中、ノードは下記のどれかのステートになります。- レディ(Ready) - 青。ノードは実行準備完了です。
- 実行中(Executing) - 緑。ノードは現在実行中です。
- 実行完了(Completed Execution) - ピンク。ノードは実行完了しました。
- 待機中(Waiting) - 紫/淡青色。 ノードは実行準備できていますが、実行するための条件になっていません。たとえば、並行パスの一つが結合ノードに到達した場合、AND結合(AND-join)のノードはこの状態になりますが、最低限一つのパスはなりません。
- エラー(Error) - 赤。 このノードはのペトリネットもですないで正しくありません。実行モードでこのノードが出現した場合、このノード内のタスク処理にエラーが発生しています。
- " ブレークポイント(Breakpoint )- 黄。 ブレークポイントがこのノードにセットされています。
モデルをリセットするには、stopアイコンをクリックします。すべてのノードが青になるはずです。その後、モデルを再実行することができます。
注: すべてのノードがレディ(青)に戻らない場合、モデルをリセットする必要があります。 FileのSaveか、Save Asを使ってモデルを保存してください。 そして、FileのNewでControl Plan Editorのすべてのモデルをクリアします。その後、保存したファイルを再び開きます。モデルが正しければ、すべてのノードが青で表示されるはずです。
コンソール
開発とデバッグに使用する主要ツールのひとつがコンソールです。ノードタスクが標準出力へプリントすると、それはコンソール上に現われます。選択したノードからのメッセージを見るよう選ぶことができ、モデル中のすべてのノードのメッセージを見ることができます。ひとつのプレースからのメッセージを見るには、そのプレースの上で右クリックし、Consoleを選びます。すべてのノードのメッセージを見るには、FileのCentral Consoleメニューオプションを選択します。中央コンソールには、ノードからのメッセージの前に、タイムスタンプとそのメッセージを発生したノード名が表示されます。階層化(スーパーノード)処理
階層的なペトリネットをControl Plan Editorで実行することができます。他のコントロールプランファイルを代表するノードをモデルの中に置くことができます。これは、キャンバス上で右クリックし、Insert Supernodeを選ぶことで実施します。ダイアログボックスが開き、コントロールプランのファイルを選択できます。ファイルを選んだ後、あなた現在のモデルの中にスーパーノード(supernode)アイコンが置かれます。あなたのモデルが実行してトークンがあなたのスーパーノードに達したとき、そのアクションモデルが実行され、その間スーパーノードアイコンは実行中状態(緑)になるます。スーパーノードが完了すると、あなたのモデルが続けられます。
他のノードと同様に、スーパーノードにデータを受け渡すことができます。 入力仕様と出力仕様を定義し、インピーダンスを定義できます。トークンエンベロープを使用してスーパーノードにデータを渡すこともできます。