GroundWork Monitor 6.0 の簡単な紹介
1年以上の開発により、GroundWork Monitor 6.0 は、ルック&フィールの全面的な改造とJBoss ベースの開発プラットフォームを組み合わせました。
監視ツールの初心者で非常に使いやすいものを探しているか、あるいはカスタマイズ能力を有するパワーユーザかに関わりなく、 GroundWork Monitor 6.0 は、何かをあなたにもたらすでしょう。
GroundWork Monitor 6.0 は、以下を提供します:
- 高度なセキュリティとカスタマイズ機能 — 高度の拡張性を有する ポータルインタフェース が、きめの細かい、ロールベベースのアクセス制御とハイレベルのカスタマイズを可能にします。
- 作業効率向上と迅速なトラブルシューティング — お客様からのフィードバックを元に再設計したステータスビューア(Status Viewer)は、可能性と性能データを単一のビューで提供します – トラブルシューティングを支援し、問題調査に必要な時間を短縮します。
- 大規模開発のための機能を拡張したツール — GroundWork Monitor Enterpriseの新機能 large– 大規模で複雑なデータを簡単に参照できるようにします。
- オーダーメードの監視 — あなたの特別の要求に合わせて、必要なだけの人数やロールベースのダッシュボードを簡単に作成し、仕立てることができます。
- 迅速なマイグレーションと統合 — 技術的な変更により、新しい拡張ポイント、新API および認証システムとの緊密な統合を提供し、同様に Nagios と以前の GroundWork Monitor からの高速なマイグレーションを保証します。
ポータル・インタフェース
JBoss ポータルを基盤とする GroundWork Monitor 6.0 の改造ユーザインタフェースは、高度な拡張性があり、堅牢な API サポートおよびドキュメントと同時に、監視データのための安全保証付の SOAP API を提供します。
ポータルベースのインタフェースは、ページレベル、機能レベル、そしてコンフィグレーションレベルでの制御を含む、新たなカスタマイゼーションとユーザパーミッションのオプションを可能にします。
シングルサインオンは継続され、ポータルインタフェースを介して、Monarch、レポーティング、イベントコンソール(Event Console)およびネットワーク管理スイートなど、既存アプリケーションへの効率的なアクセスを可能にします。
ステータスビューア(Status Viewer)
GroundWork Monitor 6.0 のステータスビューア(Status Viewer)で、下記が可能になります:
- 検索結果内の多様なオブジェクトについて、ステータス情報を即座に表示
- 無関係なホストとサービスのデータを削除する組み込みフィルターを適用することによって情報の無駄を削減
- 自動稼働率計算によって、どれほどサービスレベルを満たしているかが即座に認知
- サービスグループごとのブラウズ、要約およびナビゲートで、サービス指向の管理が可能
- システム間の依存性と関係をベースとしたコンテキストリンクで、アプリケーションを迅速なナビゲート
GroundWork Monitor Enterprise Edition(エンタープライズ版) – 新機能
GroundWork Monitor 6.0 Enterprise Edition のステータスビューア(Status Viewer)でのみ利用可能: :
- 組み込みの、コンテキスト・センシティブなイベントコンソール — ひとつのビュー内でパフォーマンス、ステータスおよびイベント情報をアクセス
- "スーラビュー(Seurat View)" — 数百のホストとサービスのステータスの要約を表示。一台の高詳細ディスプレイで多数の機器を監視するアドミニストレータにとって、とりわけ便利です。
ダッシュボード(Dashboards)
革新的な GroundWork Monitor 6.0 は、監視システムダッシュボードを持っています。 GroundWork Monitor 6.0 のパーソナル・ダッシュボードエディタ(Personal Dashboard Editor)を使って、貴方だけが見ることのできる、多数のカスタムメードのダッシュボードを作成できます。たとえば、稼働率計算とパフォーマンス計測値を含む、事業区分別のダッシュボードをすばやく作成でき、既存の Web アプリケーションを組み込むことができます。
アドミニストレータは、グローバルなダッシュボードと、ロールベースの共有ダッシュボードの作成許可をするアプリケーション編集オプションを持ちます。彼らは、誰がそれらのダッシュボードにアクセスできるかを定義する、細かなセキュリティ制御を適用することができます。
技術的な変更
技術的な変更には、UI 拡張を可能にする新しい API および Web サービスモニタリングとコンフィグレーションがあります。Perl ベースの API (dass IT GmbH からの寄贈)は、スクリプトと外部プログラムを介した、自動的なコンフィグレーション変更を認めます。新しい拡張ポイントは、既存の Web アプリケーションをダッシュボードとステータスビューアへ取り込んだことです。
新しい監視プロファイル、自動検出ルール、チェック、スループット計測、および、新しい監視システムダッシュボードは、GroundWork Monitor 内の監視の改善を保証します。
GroundWork 開発者の Wiki ポータル上で、 Web サービスドキュメントおよび GroundWork Monitor アプリケーションプラットフォームを拡張するためのサンプルアプリケーション( PHP と Java の両方)を提供する、GroundWork Developers Kit を含む、新しい補強された開発者向ドキュメントが利用可能です。