aeMonitor Ver4 系のインストール
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aeMonitor Ver4.0.0 のインストール
1.aeMoitor ver.4 用の専用サーバーを用意してください。 ハードウェア要件は特にありませんが、監視対象の数や監視頻度によってより 高いスペックが求められます。最小限、下記の要件は必要です: − CPU:Intel 64bit 2GH以上 − メモリ:2GB 以上が望ましい。 − ハードディスク:30GB程度以上が望ましい。
CentOS7 インストール時の注意
a) CentOS7 インストール時、/usr をマウントするディスクのサイズを 大きくして下さい。
デフォルトインストールでは、/home に大きなパーティションが割り当てられ るようです。それを削減して/にマウントするディスク(LV)サイズを大きくすることをお勧めします。
b) インストールパッケージ選択は、インフラストラクチャサーバーを推奨します。 デフォルトのminimal パッケージでもよいですが、いくつかの追加パッケージが必用です。
他の選択でインストールしても問題はないと思いますが、必ず apache(httpd) と mysql(mysqld)が起動しないようにしておいてください。 (aeMonitorインストールに含まれる apache/mysql と衝突するため)
c) インストール後作業
i) OS関係のパッケージアップデートを実施します。 rootでログインし、下記のコマンドを入力します:
yum -y update
ii) 下記のコマンドを投入し、前提パッケージをインストールしてください。 (既インストール時のメッセージは無視してかまいません)
yum -y install wget yum -y install psmisc yum -y install unzip yum -y install fontconfig yum -y install cronie-noanacron yum -y install gd yum -y install gd-devel yum -y install net-snmp-utils yum -y install cairo-devel yum -y install pango-devel yum -y install libpng12 yum -y install mailx
なお、ユーザの簡便のため、上記を行うスクリプトを用意しました。 下記のコマンドを投入して、上記を一括で行うことができます。 (インストール済みの警告メッセージなどは無視してくださって結構です。)
bash ./package_install.sh
ii) SELINUXは、Disabledにしてください。
・ CentOSはインストールのデフォルトは Enforcing になっています。 これをDisabledにしてください。
SELINUX設定の修正の仕方: ファイル /etc/sysconfig/selinux の SELINUX=enforcing の行を 下記のように編集します。
SELINUX=disabled (この項の最後でリブートした後 getenforce コマンドを投入し、Disabled と表示されるのを確認してください。)
iv) ネットワーク設定
・インストールするシステムのホスト名とIPアドレスが登録済みであることを確認してください:
確認方法: −ホスト名 : hostname コマンドでホスト名を確認(localhost以外であること)。 −IPアドレス: 自ホスト名を指定してpingが通ること。
・ ブラウザでアクセスするため、80番ポートを開放してください。
実施方法:下記のコマンド(順番に2つ)を投入してください。 firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=http firewall-cmd --reload
v) フォントの登録 aeMonitorの正常動作のため、フォントが登録されていることが必要ですが、 CentOS7のminimal(最小限のインストール)では、システムフォントがインストール されません。 aeMonitorのインストールでは、フォントが登録されていない場合、IPAフォントを 自動的に追加します。 (参考:http://ipafont.ipa.go.jp/old/ipafont/download.html) 独自でフォントをインストールしたい場合は、事前にインストールを行ってください。
終了後、システムをリブートしてください。
2.aeMonitorパッケージのインストール
STEP1 システムを再起動した後に ダウンロードした aeMonitor パッケージを任意の ディレクトリに置いてください。(SCPなどで転送してください。)
STEP2 aemonitor4.tar.gz をワーキングディレクトリにコピーしたら、以下のコマンドで 展開し、インストールしてください。
tar -xzf aemonitor4.tar.gz
cd aemonitor (注:このREADMEをお読みの方は、既にここまでの処理は実施済みだと思います。)
bash aemonitor-v4-install.sh
STEP3 上記、aemonitor-v4-install.sh の終了を待ち、ブラウザからaeMonitorサーバを アクセスしてください。ログイン画面が表示されれば、インストール終了です。
aeMonitorの推奨ブラウザは、FireFoxです。Google Chromeでも問題なさそうです。 (なお、InternetExploerでは、画面の表示が開発者意図と異なりますが、 実用上問題はありませんでしたので、そのままリリースいたします。)
STEP4 デフォルトのログイン/パスワードは、admin / adminです。 ログインして、使いごこちを確認ください。
STEP5(参考) aeMonitorの開始と終了には、下記のコマンドを入力して下さい。
開始: /usr/local/aemonitor/ctlscript.sh start (システムをリブートしても aeMonitor が自動起動します。)
終了: /usr/local/aemonitor/ctlscript.sh stop
3.インストール後の作業( minimal インストールで必要なもの)
・nagios プラグインコマンドのためのPerlのパス設定 Perlモジュールがインストールされていない場合、/usr/bin/perl を使用 する nagios プラグインがあるため、代替のシンボリックリンクを作成します。
ln -s /usr/local/aemonitor/perl/bin/perl /usr/bin/perl
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aeMonitor Ver4.0 for CentOS 6 のインストール
1.CentOS V6.5(64bit)以降の専用サーバー環境を用意してください。
ハードウェア要件は特にありませんが、監視対象の数や監視頻度によってより 高いスペックが求められます。最小限、下記の要件は必要です: − CPU:Intel 64bit 2GHz以上 − メモリ:2GB 以上が望ましい。 − ハードディスク:30GB程度以上が望ましい。
CentOSインストール時の注意
a) entOSインストール時、/usr をマウントするディスクのサイズを 大きくして下さい。
デフォルトインストールでは、/home に大きなパーティションが割り当てられるようです。 それを削減して/にマウントするディスク(LV)サイズを大きくすることをお勧めします。
b) インストールパッケージ選択は、Basic Server を推奨します。
minimal パッケージでも充分ですがメール通知を行なう場合、mailパッケージを 追加インストールする必要があります。
他の選択でインストールしても問題はないと思いますが、必ず apache(httpd) と mysql(mysqld)が起動しないようにしておいてください。 (aeMonitorインストールに含まれる apache/mysql と衝突するため)
c) インストール後作業 i) OS関係のアップデートを実施します。
rootでログインし、下記のコマンドを入力します:
yum -y update
ii) 下記のコマンドを投入し、前提パッケージをインストールしてください。 yum -y install gd gd-devel net-snmp-utils pango-devel mailx
iii) SELINUXは、Disabledにしてください。 CentOSはインストールのデフォルトは Enforcing になっています。 これをDisabledにしてください。
SELINUX設定の修正の仕方 : ファイル /etc/sysconfig/selinux の SELINUX=enforcing の行を 下記のように編集します。
SELINUX=disabled (この項の最後でリブートした後 getenforce コマンドを投入し、Disabled と表示されるのを確認してください。)
iv) ネットワーク設定
・ /etc/sysconfig/network でホスト名が登録されていること:
HOSTNAME=XXXXX ( XXXXX の部分がホスト名として登録されていること) 注:hostnameコマンドの出力と一致する必要があります
・ /etc/hosts にホスト名とアドレスを設定してください。 (DHCPの場合は、localhostの行の別名としてホスト名を追加します)
v) i〜iv 終了後、システムをリブートしてください。
2.aeMonitorパッケージのインストール
STEP1 システムを再起動した後に ダウンロードした aeMonitor パッケージを任意の ディレクトリに置いてください。
STEP2 aemonitorr4ForCento6.tar.gz をワーキングディレクトリにコピーしたら、 以下のコマンドで展開し、インストールしてください。
tar -xzf aemonitor4ForCento6.tar.gz
cd aemonitor (注:このREADMEをお読みの方は、既にここまでの処理は実施済みだと思います。)
bash aemonitor-v4-install.sh
注:インストールスクリプト内で、最低限の動作環境チェックを行います。 動作に必要なパッケージがインストールされていなかった場合や 設定に問題がある場合、その旨のメッセージが表示され処理を中断します。 メッセージに従って対処を行い、再度スクリプトを実行してください。
STEP3 上記、aemonitor-v4-install.sh の終了を待ち、ブラウザからaeMonitorサーバを アクセスしてください。ログイン画面が表示されれば、インストール終了です。
*:サーバのネットワーク設定で、80番ポートを開いていないとアクセスできませんので 注意ください。
aeMonitorの推奨ブラウザは、FireFoxです。Google Chromeでも問題なさそうです。 (なお、InternetExploerでは、画面の表示が開発者意図と異なりますが、 実用上問題はありませんでしたので、そのままリリースいたします。)
STEP4 デフォルトのログイン/パスワードは、admin / adminです。 ログインして、使いごこちを確認ください。
STEP5(参考) aeMonitorの開始と終了には、下記のコマンドを入力して下さい。
開始: /usr/local/aemonitor/ctlscript.sh start (システムをリブートしても aeMonitor が自動起動します。)
終了: /usr/local/aemonitor/ctlscript.sh stop
3.インストール後の作業( minimal インストールで必要なもの)
1)メール通知のためのパッケージ追加
CentOSの minimal インストールでメール通知を有効にし、下記のコマンドで 通知設定をする場合、mailxパッケージをインストールする必要があります。
service-notify-by-email host-notify-by-email
インストールコマンド: yum -y install mailx
2)nagios プラグインコマンドのためのPerlのパス設定 Perlモジュールがインストールされていない場合、/usr/bin/perl を使用する nagios プラグインがあるため、代替のシンボリックリンクを作成して下さい。
ln -s /usr/local/groundwork/perl/bin/perl /usr/bin/perl
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