square.gif アプリケーションの使い方

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Status(ステータス)について

screenshoticon.gifShow/Hide ブックシェルフのこのセクション「アプリケーションの使い方」では、GroundWork Monitor の Status (ステータス)ページについて説明します。Status(ステータス)アプリケーションは、Nagios からの監視データの可視性と管理性を向上するためにデザインされた、高速でスケーラブルなオープンソースのインタフェースツールです。

Status(ステータス)インタフェースを使って、Nagios ユーザは、企業の IT インフラストラクチャについて、閾値に近づくか超える、すべてのサーバ、アプリケーション、ネットワークおよびサーボスのハイレベルな状態を含む、ざまざまの重要なビューへアクセスをすることができます。Status(ステータス)アプリケーションの大部分は、監視ステータスデータを抽出、標準して分割された MySQL データベース内に格納し、そのデータをアプリケーションプログラムインタフェース( API )を介して利用できるようにする、GroundWork が開発した技術に依存しています。インタフェース自体は、広く使用されているオープンソースのスクリプト言語である PHP で書かれており、結果としてコモンゲートウェイインタフェース (CGI:Common Gateway Interface)で書かれた、現在の Nagios で実現するよりも、より高い性能となっています。また、Status(ステータス)は、ページ全体を再ロードすることなく、定期的にデータの更新が発生する、AJAX ベースのダイナミック相互アクティビティを活用します。

Status(ステータス)画面レイアウト

screenshoticon.gif表示/隠す Status(ステータス)アプリケーションの画面レイアウトの概要から説明します。基本的に、Status(ステータス)ページには二つの主要部分、左側の Tree View(ツリービュー)ポートレットと右側にあるさまざまな監視データのポートレットがあります。また、メインメニューの間と Tree View(ツリービュー)の上に、以前に参照したページのリストが表示され、アクセスしやすいようになります。

screenshoticon.gif表示/隠す Tree View(ツリービュー)ポートレットは、Hosts(ホスト)、Services(サービス)およびSearch(検索)のタブを提供します。Hosts(ホスト)、Services(サービス)タブは、監視対象のホストグループおよびサービスグループを表示し、Search(検索)タブで、入力したホスト、サービス、エイリアスおよび IP アドレスに従って、指定した監視対象をすばやくアクセスすることができます。リスト化されたホストおよびサービスグループは展開できるため、詳細なホストとサービスの状態をすばやく見ることができます。サマリ情報を見るためのエレメントの名前の上にマウスオーバーすることができます(例.エイリアス、ホスト数、障害中のホストやサービス)。また、検索結果として、ステータスインジケーター、マウスオーバーのサマリ情報と、そのコンポーネントの監視データへ直接行くことのできるドリルダウン機能が提供されます。また、検索結果は、ホスト、ホストグループ、サービス、サーボスグループ毎にアルファベット順でソートすることができます。 Tree View(ツリービュー)ポートレット内、そして Status(ステータス)アプリケーション全体において、カラーコード化されたステータスインジケーターが使用されます。

一覧表示されたホストとサービスグループは展開ことができますので、ホストとサービスのステータスをすばやく見ることができます。具体的には、ホストグループ(たとえば、Linux Servers)の隣のcollapsedicon.gifを選択すると、関連するホストの一覧が表示されます。続けて、一覧表示されたホストを展開して、ホスト-サービスの一覧を表示します。各オブジェクトの前にはカラーコード化されたステータスインジケータが付いています。これはバブルアップ機能と呼ばれるもので、それ以下のオブジェクトの中で最も重大な状態を示します。図の例で、二つの Critical(障害)のサービス servicecriticalunscheduledicon.gif http_alive と  servicecriticalunscheduledicon.gifmysql_alive を持つ配下のホストhostdownunscheduledicon.gif172.28.113.53 のバブルアップのステータス情報のため、ホストグループ Linux Servers が親ノードとして Critical(障害)hostdownunscheduledicon.gifのステータスインジケータを持っていることが分かるでしょう。また、同じ機能が [図-黄色] Warning(警告)ステータスのホストで使用されて、その下のサービスが Warning(警告)状態であることも分かるでしょう。図の例でも、配下のサービス hostwarningicon.gif http_alive のステータスのために、ホスト hostwarningicon.gif172.28.113.161 がhostwarningicon.gif Warning(警告)ステータスとなっています。

高速なバブルアップ機能と合せ、ツリービューは、エレメントの名前の上にマウスを重ねるとそのサマリ情報(例. Linux Servers Summary; Alias: Linux Servers, Hosts: 53, Troubled Hosts: 1,and Troubled Services: 4)が表示される、高速なマウスオーバのオブジェクトレベル情報を提供します。また、Search(検索)タブを使ったとき、検索結果がステータスインジケータ、マウスオーバのサマリ情報および、コンポーネントの監視データに直接行くためのドリルダウン機能を提供します。検索結果は、ホスト、ホストグループ、サービス、サービスグループおよび、アルファベット順でソートできます。

特定のコンポーネントレベルが選択された場合、それに関連する監視データが画面右側のポートレット内に表示されます。これれらのポートレットは、サマリ、チャート、性能グラフおよびイベントを含むさまざまのフォーマットのステータス情報を表示し、詳細なデータへのドリルダウンを提供します。また、計画停止時間や他のアクションなどのコマンドの適用と実行が可能です。表示された特定のポートレットと使用可能なアクションは、選択されたコンポーネントによって変わります。

以下のセクションで、 Host(ホスト)タブについて、さまざまのコンポーネントレベル(ネットワーク全体、ホストグループ、ホストおよびサービス)と関連するポートレットを詳しく説明します。  Services(サービス)タブは、サービスグループとサービスについて同様に操作します。

ネットワーク全体(Entire Network)のステータスを見る

screenshoticon.gif表示/隠す Status(ステータス)の起動時、監視コンポーネントの第一レベル、ハイレベルの IT インフラストラクチャのステータス概要のページを表示する、ネットワーク全体(Entire Network)を表示するページが表示されます。それは、異常(閾値超過)、警報(Warning)と OK などの収集した監視情報のすばやくサマリ情報を提供します。Filters(フィルタ)、Host Group Status(ホストグループステータス)、Host Status(ホストステータス)、Service Group Status(サービスグループステータス)や Service Status(サービスステータス)のサマリ、Events list(イベントリスト)や ネットワーク全体の Nagios Monitoring Statistics(Nagios 監視状態)の、さまざまのポートレットが表示されます。

各ポートレットを見てみましょう。

表:ステータスインジケーター

hostsicon.gifホスト  hostgroupsicon.gifホストグループ

serviceicon.gifサービス  servicegroupsicon.gifサービスグループ

hostdownunscheduledicon.gif 計画外停止(Down Unscheduled) - ホストが非正常(non-OK)状態で、ホスト定義の最大チェック回数(max_check_attempts)オプションによって指定された回数だけ、再チェックされた状態。

hostdownscheduledicon.gif 計画停止(Down Scheduled) - ホストが非正常(non-OK)状態で、ホスト定義の最大チェック回数(max_check_attempts)オプションによって指定された回数だけ、再チェックされた状態。 ホストは、計画停止期間中です。

hostwarningicon.gif警告(Warning) - ゆくゆくは対処が必要な状況にあるホストやホストグループ.

hostunreachableicon.gif 到達不能(Unreachable) - ホストは到達不能か、非正常(non-OK)状態にあります。このディレクティブは、ホスト定義内の notification_options の引数で指定します。

hostpendingicon.gif 保留(Pending) - たいてい一次時的なもので、状態がまだ確定されていないことを意味します。

hostsupicon.gif 稼動(Up) - Upステータスは、ホストが OK な状態で、完全に動作しています。

servicecriticalunscheduledicon.gif 計画外の異常(Critical Unscheduled) - あるホストやホストグループのサービスのいくつかが使用不可または停止状態で、すぐに対処が必要です。

servicecriticalscheduledicon.gif 計画異常(Critical Scheduled) - あるホストやホストグループのサービスのいくつかが使用不可または停止状態で、すぐに対処が必要です。 サービスは、計画停止期間中です。

servicewarningicon.gif 警告(Warning) - あるホストやホストグループのサービスのいくつかが、ゆくゆくは対処が必要な状況にあります。

serviceunknownicon.gif 不明(Unknown) - あるホストやホストグループのサービスのいくつかが、認識できず、他の状態に分類できない状況です。

servicependingicon.gif 保留(Pending) - すべてホストやホストグループのサービスのいくつが、まだ定義できない状況です。保留(Pending)ステータスは、通常、長期間は続きません。

serviceokicon.gif 正常(OK) - Nすべてホストやホストグループのサービスのいくつの監視が正常(OK)状態か、正常に稼動しています。

ホストグループのステータスを見る

screenshoticon.gif表示/隠す 次のレベル、ホストグループ(例、Linux Servers)にドリルダウンすると、選択したホストグループのためのポートレット;Actions(アクション)、Host Group Health(ホストグループの健康状態)、Host and Service Status summaries(ホストとサービスのステータス概要)、Filters(フィルタ)と Events list(イベントリスト)が表示されます。このページの最下部で、選択されたホストグループのための Nagios Monitoring Statistics(Nagios 監視統計)と、選択されたホストグループに属する全ホストが表示される Host List(ホストリスト)を見ることができます。

ホストのステータスを見る

screenshoticon.gif表示/隠す 次の例では、ホストのステータス(例:localhost)を説明します。ホストレベルでは、選択されたホストについて、ポートレットビュー: Actions(アクション)、Host Health(ホストの健康状態)、Filters(フィルタ)、詳細なホスト Status Information(ステータス情報)、ホストサービスに対する Monitoring Statistics (監視統計)、および選択したホストの Events list(イベントリスト)を提供します。

また(例には示されてはいませんが)、ホストレベルビューは、ホスト-サービスに対する Recent State Changes(最近の状態変更)のグラフ、さまざまな Performance Measurement(パフォーマンス計測)グラフ、ホストに関連するサービスのリストと Comments(コメント)ポートレットがあります。前に、ホストグループレベルで説明したように、画面の上部に、以前に参照したページのリストが表示され、容易にアクセスできるようになります。図の例では、localhost  がリストされています。以下で、これらをそれぞれ詳しく説明します。

サービスのステータスを見る

screenshoticon.gif表示/隠す 最下位のレベルが Service Status(サービスステータス)です(例:local_mysql_database)。 サービスレベルでは以下のポートレットビューを提供します:Actions(アクション)、Service Health(サービスの健康状態)、Service Status Information(サービススタータス情報)、Comments(コメント)および Performance Measurement(パフォーマンス計測)です。

コマンドの説明

表: ホストグループのコマンド

Downtime

(停止時間)

Schedule Downtime for all Hosts(全ホストの計画停止時間設定) -

このコマンドは、特定のホストグループ内のすべてのホストに対して停止時間をスケジュールするのに使用します。 指定した停止時間の期間、Nagiosはこのホストに関する通知を送信しません。計画停止が経過すると、Nagiosは通常通りこのホストに関する通知を送信するようになります。 計画停止時間はプログラムのシャットダウン、再起動を行っても保存されます。 停止時間の開始時刻と終了時刻の両方を、mm/dd/yyyy hh:mm:ssの書式で指定します。

Fixed(固定)オプションを選択した場合、指定した開始時刻から終了時刻まで停止時間は有効になります。 Fixed(固定)オプションを選択しなかった場合、Nagiosはフレキシブルな停止時間と見なします。フレキシブルな停止時間はホストがシャットダウンされた時点、あるいは到達不能になった時点(指定した開始時刻と終了時刻の間のどこか)から開始し、入力した時間(Duration)だけ続きます。固定停止時間の場合、Duration(経過時間)フィールドは適用されません。

Schedule Downtime for all Services(全サービスの計画停止時間設定) -

このコマンドは、特定のホストグループ内のすべてのサービスに対して停止時間をスケジュールするのに使用します。 指定した停止時間の期間、Nagiosはこのサービスに関する通知を送信しません。計画停止が経過すると、Nagiosは通常通りこのサービスに関する通知を送信するようになります。 計画停止はプログラムのシャットダウン、再起動を行っても保存されます。 停止時間の開始時刻と終了時刻の両方を、mm/dd/yyyy hh:mm:ssの書式で指定します。 Fixed(固定)オプションを選択した場合、指定した開始時刻から終了時刻まで停止時間は有効になります。Fixed(固定)オプションを選択しなかった場合、Nagiosはフレキシブルな停止時間と見なします。 フレキシブルな停止時間はサービスがOK以外の状態に移行した時点(指定した開始時刻と終了時刻の間のどこか)から開始し、指定した時間(Duration)だけ続きます。 固定停止時間の場合、Duration(経過時間)フィールドは適用されません。 サービスに対して停止時間をスケジュールしても、サービスに関連するホストの停止時間が自動的にスケジュールされるわけではないので注意が必要です。 このホストグループのすべてのホストに対しても停止時間を計画する場合は、Schedule Downtime for all Hosts(すべてのホストの停止時間をスケジュール)オプションにチェックマークを入れます。

Notifications

(通知)

Disable Notifications for all Hosts(全ホストの通知を無効化) -

このコマンドは、指定したホストグループ内のすべてのホストに対する通知の送信を無効化するのに使用します。将来、警報を送信できるようにするには、このホストグループ内のすべてのホストに対する通知を再度有効化する必要があります。

Enable Notifications for all Hosts(全ホストの通知を有効化) -

このコマンドは、指定したホストグループ内のすべてのホストに対する通知を有効化するのに使用します。 ホスト定義で規定したホスト状態のタイプに対する通知のみが送信されます。

Disable Notifications for all Services(全サービスの通知を無効化) -

このコマンドは、指定したホストグループ内のすべてのホストに対する通知の送信を無効化するのに使用します。 将来、警報を送信できるようにするには、このホストグループ内のすべてのホストに対する通知を再度有効化する必要があります。 このオプションを選択しても、Disable for hosts too(ホストも無効化する)オプションにチェックマークを入れないかぎりこのホストグループ内のホストに関する通知の送信は無効化されません。

Enable Notifications for all Services(全サービスの通知を有効化) -

このコマンドは、指定したホストグループ内のすべてのサービスに対する通知を有効化するのに使用します。 サービス定義で規定したサービス状態のタイプに対する通知のみが送信されます。 このオプションを選択しても、Enable for Hosts (ホストも有効化する)オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストグループ内のホストに関する通知の送信は有効化されません。

Settings

(設定)

Disable Active Checks for all Services(全サービスのアクティブチェックを無効化) -

このコマンドは、指定したホストグループ内のすべてのサービスに対するアクティブチェックを無効化するのに使用します。 このオプションを選択しても、Disable for Hosts(ホストも無効化する) オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストグループ内のホストのアクティブチェックは無効化されません。

Enable Active Checks for all Services(全サービスのアクティブチェックを有効化) -

このコマンドは、指定したホストグループ内のすべてのサービスに対するアクティブチェックを有効化するのに使用します。 このオプションを選択しても、Enable for Hosts(ホストも有効化する) オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストグループ内のホストのアクティブチェックは有効化されません。

表: ホストのコマンド

Acknowledge

(承認)

Acknowledge Problem(問題の承認) -

このコマンドは、ホスト問題の通知を承認するのに使用します。 ホスト問題が承認されると、以後ホストの状態が変わるまで(すなわち復旧するまで)問題に関する通知が一時的に無効化されます。 このホストのコンタクト(通知先)は、承認についての通知が送られてくるため、この問題についての対策にすでに着手している担当者がいることがわかります。 さらにホストに対するコメントが付加されている場合もあります。 コメントフィールドには必ず自分の名前と作業内容の簡単な説明を入力しましょう。 Nagiosの再起動後もホストのコメントを残す必要がある場合は、Persistent(持続) チェックボックスにチェックマークを入れます。 該当するコンタクト(通知先)に承認通知を送らないようにするには、Send Notification(通知送出)のチェックボックスのチェックマークを外します。

Remove Acknowledgement of Problem(承認済み問題の削除) -

このコマンドは、特定のホスト問題の承認を削除するのに使用します。 承認が削除されると、ホスト障害に関する通知が再開されます。注意: 承認を削除しても、これに関連付けられていたホストコメントは削除されません。 必要ならばコメントも削除しなければなりません。

Downtime

(停止時間)

Schedule Downtime(計画停止時間) -

このコマンドは、特定のホストの停止時間をスケジュールするのに使用します。 指定した停止時間の間、Nagiosはこのホストに関する通知を送信しません。計画停止時間が過ぎると、Nagiosは通常通りこのホストに関する通知を送信するようになります。計画停止時間はプログラムのシャットダウン、再起動を行っても保存されます。 停止時間の開始時刻と終了時刻の両方を、mm/dd/yyyy hh:mm:ssの書式で指定します。 Fixed(固定)オプションを選択した場合、指定した開始時刻から終了時刻まで停止時間は有効になります。 Fixed(固定)オプションを選択しなかった場合、Nagiosはフレキシブルな停止時間と見なします。フレキシブルな停止時間はホストがシャットダウンされた時点、あるいは到達不能になった時点(指定した開始時刻と終了時刻の間のどこか)から開始し、指定した時間(Duration)だけ続きます。 固定停止時間の場合、Duration(経過時間)フィールドは適用されません。

Notifications

(通知)

Delay Next Notification(次回の通知を遅延) -

このコマンドは、指定したホストに関する障害通知の次回送信を遅延させるのに使用します。次回の通知の送信が計画される前にホストの状態が変化した場合、この通知の遅延設定は無視されます。 現在、UP(稼動)状態のホストに対しては影響を与えません。

Disable Notifications for All Services on Host(ホスト上の全サービスに対する通知を無効化) -

このコマンドは、指定したホスト上のすべてのサービスに対する通知を抑止するのに使用します。 将来、警報を送信できるようにするには、このホストに関連するすべてのサービスに対する通知を再度有効化する必要があります。 このオプションを選択しても、Disable for Hosts too(ホストも無効化する)オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストに関する通知は無効化されません。

Enable Notifications for All Services on Host(ホスト上の全サービスに対する通知を有効化) -

このコマンドは、指定したホスト上のすべてサービスに対する通知を有効化するのに使用します。サービス定義で規定したサービス状態のタイプに対する通知のみが送信されます。 このオプションを選択しても、Enable for Hosts too(ホストも有効化する)オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストに関する通知の送信は有効化されません。

Disable Notifications(通知を無効化) -

このコマンドは、指定したホストに対する通知の送信を抑止するのに使用します。将来、警報を送信できるようにするには、このホストに対する通知を再度有効化する必要があります。 このコマンドを有効化しても、このホストに関連するサービスについての通知は無効化されないことに注意してください。

Enable Notifications(通知を無効化) -

このコマンドは、指定したホストに対する通知を有効化するのに使用します。 ホスト定義で規定したホスト状態のタイプに対する通知のみが送信されます。 このコマンドを有効化しても、このホストに関連するサービスについての通知は有効化されないことに注意してください。

Settings

(設定)

Disable Active Checks on Host(ホスト上のアクティブチェック無効化) -

このコマンドは、特定のホストのステータスに対するNagisoによるアクティブチェックを一時的に抑止するのに使用します。 Nagiosがこのホストのステータスをチェックする必要がある場合は、無効化される前の状態と同じであると仮定します。

Enable Active Checks on Host(ホスト上のアクティブチェック有効化) -

このコマンドは、このホストのアクティブチェックを有効化するのに使用します。

Disable Passive Checks on Host(ホスト上のパッシブチェックの無効化) -

このコマンドは、特定のホストの外部コマンドファイル内にあるホストのパッシブチェック結果をNagiosが使用することを停止するのに使用します。 このホストに関するパッシブチェックの結果はすべて無視されます。

Enable Passive Checks on Host(ホスト上のパッシブチェックの有効化) -

このコマンドは、特定のホストの外部コマンドファイル内にあるホストのパッシブチェック結果をNagiosが使用するのを認めるのに使用します。

Disable Active Checks for All Services on Host(ホスト上の全サービスに対するアクティブチェックを無効化) -

このコマンドは、指定したホストに関連するすべてのサービスに対するアクティブチェックを無効化するのに使用します。 サービスが無効化されている場合、Nagiosはサービスを監視しません。 つまりサービスが無効化されている間は、指定したサービスに関する通知は一切送信されません。 将来、Nagiosによってサービスをチェックするには、サービスを再度有効化する必要があります。 サービスのチェックを無効化したからといって、必ずしもこのサービスに関連するホストに関する通知の送信が無効化されるわけではないことに注意してください。 このオプションを選択しても、Disable for Host too(ホストも無効化する)オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストのチェックは無効化されません。

Enable Active Checks for All Services on Host(ホスト上の全サービスに対するアクティブチェックを有効化) -

このコマンドは、指定したホストに関連するすべてのサービスに対するアクティブチェックを有効化するのに使用します。 このオプションを選択しても、Enable for Host Too オプションにチェックマークを入れないかぎり、このホストのチェックは有効化されません。

Start Obsessing Over this Host(ホストに対するオブセスオーバを開始) -

このコマンドは、特定のホストに対するNagiosによるオブセスオーバ(Obsess over)を開始するのに使用します。

Stop Obsessing Over this Host(ホストに対するオブセスオーバを停止) -

このコマンドは、特定のホストに対するNagiosによるオブセスオーバ(Obsess over)を停止するのに使用します。

Disable Flap Detection(フラッピング検出を無効化) -

このコマンドは、特定のホストに対するフラッピング検出を無効化するのに使用します。

Enable Flap Detection(フラッピング検出を有効化) -

このコマンドは、特定のホストに対するフラッピング検出を有効化するのに使用します。プログラムの全体設定においてフラッピング検出を無効化している場合、このオプションは無効になります。

Event Handlers

(イベントハンドラ)

Disable Event Handler(イベントハンドラの無効化) -

このコマンドは、特定のホストに対するNagisoによるホストのイベントハンドラの実行を一時的に抑止するのに使用します。

Enable Event Handler(イベントハンドラの有効化) -

このコマンドは、特定のサービスに対して、必要な時にNagiosがホストイベントハンドラを実行できるようにするのに使用します。(イベントハンドラが定義されている場合)

Check Results

(チェック結果)

Re-Schedule the Next Check(次のチェックのスケジューリング) -

このコマンドは、特定のホストの次回のチェックをスケジュールするのに使用します。 このオプションを指定した時点で、Nagiosはこのホストのチェックを再キューイングします。 Force Check(強制チェック)オプションを選択すると、Nagiosは計画されたチェック時刻およびホストに対するチェックの有効、無効にかかわらず、強制的にホストをチェックします。

Schedule Check for all Services on this Host(ホスト上の全サービスに対するチェックのスケジューリング) -

このコマンドは、指定したホスト上の全サービスに対する次回のチェックをスケジュールするのに使用します。 Force Check(強制チェック)オプションを選択すると、Nagiosは計画されたチェック時刻およびサービスに対するチェックの有効、無効にかかわらず、強制的に全サービスをチェックします。

Submit Passive Check Result(パッシブチェックの結果を送信) -

このコマンドは、特定のホストのパッシブチェックの結果を送信するのに使用します。

表: サービスグループのコマンド

Downtime

(停止時間)

Schedule Downtime for all Services(全サービスに対する計画停止) -

このコマンドは、特定のサービスグループ内のすべてのサービスの停止時間をスケジュールするのに使用します。 指定した停止時間の間、Nagiosはこれらのサービスに関する通知を送信しません。計画停止時間が過ぎると、Nagiosは通常通りこれらのサービスに関する通知を送信するようになります。計画停止時間はプログラムのシャットダウン、再起動を行っても保存されます。 停止時間の開始時刻と終了時刻の両方を、mm/dd/yyyy hh:mm:ssの書式で指定します。 Fixed(固定)オプションを選択した場合、指定した開始時刻から終了時刻まで停止時間は有効になります。 Fixed(固定)オプションを選択しなかった場合、Nagiosはフレキシブルな停止時間と見なします。フレキシブルな停止時間はホストがシャットダウンされた時点、あるいは到達不能になった時点(指定した開始時刻と終了時刻の間のどこか)から開始し、指定した時間(Duration)だけ続きます。 固定停止時間の場合、Duration(経過時間)フィールドは適用されません。

Notifications

(通知)

 

Disable Notifications for all Services(全サービスに対する通知を無効化) -

このコマンドは、指定されたサービスグループの全サービスに対する通知の送信を抑止するのに使用します。将来、警報を送信できるようにするには、このサービスグループの全サービスに対する通知を再度有効化する必要があります。

Enable Notifications for all Services(全サービスに対する通知を有効化) -

このコマンドは、指定されたサービスグループの全サービスに対する通知を有効化するのに使用します。 サービス定義で規定したサービス状態のタイプに対する通知のみが送信されます。

Settings

(設定)

Disable Active Checks for all Services(全サービスに対するアクティブチェックを無効化) -

このコマンドは、指定したサービスグループ内のすべてのサービスに対するアクティブチェックを無効化するのに使用します。

Enable Active Checks for all Services(全サービスに対するアクティブチェックを有効化) -

このコマンドは、指定したサービスグループ内のすべてのサービスに対するアクティブチェックを有効化するのに使用します。

表: サービスのコマンド

Acknowledge

(承認)

Acknowledge Problem(問題の承認) -

このコマンドは、サービス問題を承認するのに使用します。 サービス問題を承認すると、以後サービスの状態が変わるまで(すなわち復旧するまで)障害に関する通知が一時的に無効化されます。このサービスのコンタクト(通知先)はこの承認についての通知が送られるため、この問題についてすでに誰かが対応していることがわかります。 さらにサービスに対するコメントが付加されている場合もあります。 コメントフィールドには必ず自分の名前と作業内容の簡単な説明を入力してください。 Nagiosの再起動後もこのサービスコメントを残す必要がある場合は、Persistent(持続) チェックボックスにチェックマークを入れます。 該当するコンタクト(通知先)に承認の通知が送信されないようにするには、Send Notification(通知送出)のチェックボックスのチェックマークを外します。

Remove Problem Acknowledgement(承認済み問題の削除) -

このコマンドは、特定のサービス問題の承認を削除するのに使用します。 承認が削除されると、サービス問題に関する通知が再開されます。注意: 承認を削除しても、これに関連付けられていたサービスコメントは削除されません。 必要ならばコメントも削除しなければなりません

Downtime

(停止時間)

Schedule Downtime for this Service(サービスの計画時間をスケジュール) -

このコマンドは、特定のサービスに対する停止時間をスケジュールするのに使用します。 指定した停止時間の間、Nagiosはこのサービスに関する通知を送信しません。 計画停止が経過すると、Nagiosは通常通りこのサービスに関する通知を送信するようになります。 計画停止はプログラムのシャットダウン、再起動を行っても保存されます。 停止時間の開始時刻と終了時刻の両方を、mm/dd/yyyy hh:mm:ssの書式で指定します。 Nagiosは、このオプションをフレキシブルな停止時間と見なします。 フレキシブルな停止時間はサービスがOK以外の状態に移行した時点(指定した開始時刻と終了時刻の間)から開始し、指定した時間(Duration)だけ続きます。 固定停止時間の場合、Duration(経過時間)フィールドは適用されません。

Notifications

(通知)

Disable Notifications(通知を無効化) -

このコマンドは、指定したサービスに対する通知の送信を抑止するのに使用します。将来、警報を送信できるようにするには、このサービスに対する通知を再度有効化する必要があります。

Enable Notifications(通知を有効化) -

このコマンドは、指定したサービスに対する通知を有効化するのに使用します。サービス定義で規定したサービス状態のタイプに対する通知のみが送信されます。

Delay Next Notification(次回の通知を遅延) -

このコマンドは、指定したサービスに関する障害通知の次回送信を遅延させるコマンドです。 次回の通知の送信がスケジュールされる前にサービスの状態が変化した場合、この通知の遅延設定は無視されます。 このコマンドは、現在 OK(正常)状態のサービスに対しては影響を与えません。

Settings

(設定)

Disable Active Checks on Service(アクティブチェックを無効化) -

このコマンドは、サービスのアクティブチェックを無効化するのに使用します。

Enable Active Checks on Service(アクティブチェックを有効化) -

このコマンドは、サービスのアクティブチェックを有効にするのに使用します。

Disable Passive Checks(パッシブチェックを無効化) -

このコマンドは、この特定のサービスのために外部コマンドファイル内にあるサービスのパッシブチェック結果をNagiosが使用することを禁止するのに使用します。 このサービスに関するパッシブチェックの結果はすべて無視されます。

Enable Passive Checks(パッシブチェックを有効化)  -

このコマンドは、この特定のサービスの外部コマンドファイル内にあるサービスのパッシブチェック結果をNagiosが使用できるようにするのに使用します。

Disable Flap Detection(フラッピング検出を無効化) - このコマンドは、特定のサービスに対するフラッピング検出を無効化するのに使用します。

Enable Flap Detection(フラッピング検出を有効化) - このコマンドは、特定のサービスに対するフラッピング検出を有効にするのに使用します。プログラムの全体設定においてフラッピング検出を無効化している場合、このオプションは無効になります。

Event Handlers

(イベントハンドラ)

Disable Event Handler(イベントハンドラの無効化) -

このコマンドは、特定のサービスに対するNagisoによるサービスイベントハンドラの実行を一時的に無効化するのに使用します。

Enable Event Handler(イベントハンドラの有効化) -

このコマンドは、特定のサービスに対して、必要な場合Nagiosがサービスイベントハンドラを実行できるようにするのに使用します。(イベントハンドラが定義されている場合)

Check Results

(チェック結果)

 

Submit Passive Check Result(パッシブチェックの結果を送信) -

 このコマンドは、特定のサービスのパッシブチェックの結果を送信するのに使用します。 とりわけ、セキュリティ関連のサービスを、対策が完了した時点でOK(正常)状態に戻す場合に便利なコマンドです。

Reschedule Next Check(次のチェックをスケジューリング) - このコマンドは、特定のサービスの次回のチェックをスケジュールするのに使用します。 このオプションを指定した時点で、Nagiosはこのサービスをチェックするよう再キューイングします。 Force Check(強制チェック)オプションを選択すると、Nagiosは計画されたチェック時刻およびホストに対するチェックの有効、無効にかかわらず、強制的にホストをチェックします。

ステータス(Status)について詳しくは