このページでは、イベントコンソールのさまざまなハウツーを提供します。
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イベントコンソールは、さまざまの監視データタイプのための表示オプションを提供します。イベントコンソールアプリケーションに入ったとき、最近の All Open Events(全オープンイベント)が、最新のイベントが最初となる Received By GW(GWの受信日時)カラムの降順で表示されています。画面下に表示されているページコントロールによって、1ページごとにリストされた20のイベントが表示されます。特定のイベントは、定義されたSystem Filters(システムフィルター)またはPublic Filters(パブリックフィルター)を使うことで、表示されます。System Filters(システムフィルター)はシステム内のオブジェクトおよびグループのために自動的に作成され、Public Filters(パブリックフィルター)は、あらかじめ定義されています。システムおよびパブリックフィルターによってコンソールのイベントをフィルターするには、下記の手順に従ってください。
1. System(システム)フィルターを選ぶため、グループフィルタのタイトル (例: Applications(アプリケーション)、Host Groups(ホストグループ))の隣のシンボルの上をクリックし、フィルターを選びます。画面の右側が選んだシステムフィルターにマッチングするこれらのイベントのみのをイベントリストして更新されるでしょう。Public(パブリック) フィルターも同じように使われます。
2. ここから、あなたのイベントのリストに検索パラメータを適用するかもしれません。
図: フィルターの使用
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Search Events(イベント検索)機能は、サイドパネルから適用したフィルターの上にイベントのフィルターをかけることを可能にします。ユーザは、検索するための、デバイス名やメッセージの内容を指示することができます。また、検指定された時間帯(例. 10分間前~)や選択されたカレンダーの日付の範囲にマッチするもののみを検索するため 日付の範囲を指定することができます。下図は、 All Open Events(全オープンイベント)で、デバイス: 127 を検索した例です。特定のイベントを探すには、下記の手順に従ってください。
1. Event Console(イベントコンソール)のページ内で、システムフィルターもしくはパブリックフィルターを選択する、あるいはデフォルトの All Open Events(オープン中の全イベント)タブの中検索できます。
2. Search Events(イベント検索)とDate-Time Range(日付範囲指定)領域の中で検索パラメータ(例.:Device: 127)を指定します。
3. Search(検索)ボタンを選びます。先に設定した検索基準にマッチするイベントが表示されるでしょう。 Reset(リセット)ボタンを選ぶと、先に設定した検索条件が削除され、フィルターイベントが元に戻ります。
注意: ひとつ以上のパラメータ(例:デバイス、メッセージと日付範囲指定)を入力すると、すべてのパラメータについての論理和(AND)タイプの検索が結果となります。ひとつより多くのパラメータは、検索の範囲を絞るのに役立ちます。
図: イベントコンソール内の検索
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新規タブ機能は、複数のイベントリストを表示し、各々にフィルターしたデータを表示することができますので、ユーザは、容易に複数の定義済リストをアクセスし切り替えることができます。新しいタブを追加するには、下記の手順に従ってください。
1. イベントコンソールのページ内で、New tab(新規タブ)を選びます。デフォルトの All Open Events(全オープンイベント)フィルターで、新しいタブが表示されます。
2. 次に、あなたが表示したいイベントのための左パネルにあるフィルターを選択してください(例:Events by = Critical/イベント=クリティカル)。あなた自身のタブタイトルをUpdate Label(ラベルのアップデート)オプションを使って入力できます (例: CRITICAL)。
3. タブを閉じるには、最後のデータカラムの上部にある X を選びます。タブが閉じ、削除されます。タブを閉じるには、最低二つ以上のアクティブなタブがある必要があります。
図: 新しいタブの追加
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イベントコンソールのソートとフィルター機能は、与えられたタイプのイベント、時間帯、あるいは発生源に焦点を合わせることを可能にします。イベントカラムをソートするには、下記の手順に従ってください。
1. イベントコンソールのページ内で、カラムのタイトルのひとつをクリックします。そのカラムは、降順(下向きの矢印で示されます)でソートされるでしょう。昇順でソートするために再度クリックすると、上向きの矢印で示されます。デフォルトでは、イベントはReceived by GW(GWの受信日時)で降順にソートされます。
図: イベントのソート
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イベントコンソールのパネルを折りたたむと、より多くのデータが表示できます。イベント画面のパネルを折りたたんだり、再表示するには、下記の手順に従ってください。
1. パネルを隠すには、「1」フィルター枠サイドの矢印と、「2」上部の検索枠の矢印を選びます。
図: 折りたたみ前のコンソール表示
2. フィルター枠サイドの矢印と、上部の検索枠の矢印を再度クリックすると、パネルが再表示されます。
図: 折りたたみ後のコンソール表示
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イベントコンソールは、ユーザがメッセージを選んで、選んだメッセージに対して、Open Log Message(ログメッセージオープン)、Close Log Message(ログメッセージクローズ)、Accept Log Message(ログメッセージ承認)やその他アプリケーションタイプ固有のアクション など、さまざまのアクションを適用できるようにします。また、開発者は追加アクションを構成することができます:イベントアクションの追加仕方については、 Developer Reference(開発者リファレンス)>Event Console(イベントコンソール)>Configuring Actions(アクションの構成設定)を参照してください。イベントやイベントのグループへアクションを適用するには、下記の手順に従ってください。
1. はじめに、アクションを適用するためにイベントを一つないし複数選択する必要があります。ひとつ、あるいは複数イベントを選択するのは、アクションを適用したいイベントをクリックするだけです。選択を外すためには、もう一度クリックします。全てのイベントを選択するためには、Select All(全選択)ボタンを使用してください。
2. イベントが選択されたら、Actions(アクション)ボタンをクリックして、リストされた適当なアクションを選択ください。
3. アクションがイベントに適用されたら、イベントは Operation Status(オペレーションステータス)フォルダーへ置換えられます。All Open Events(全オープンイベント)は、イベントの全リストの表示を続けます。
注意: 一度メッセージが選択されると、システムは自動的にイベント受信を自動的に停止します。ユーザがメニューからのアクションを選択したり Resume Incoming Events (一時停止解除)ボタンを手動選択することでイベント受信が再開されます。
注意: アクションのリストは、選択されたメッセージによって変わります。2つのアクションタイプのセットがあります。ひとつは、Open(開く)、 Close(閉じる)、 Accept(受諾)、そしてNotify(通知)を含む、標準システムアクション(Standard System Action)です。他方は、Nagios Acknowledge(NAGIOS 承認)、Submit Passive Check(パッシブチェック送信)を含む アプリケーションアクション(Application Actions)です。もし、単一のアプリケーションタイプに属するメッセージを選択したなら、アクションリストには 特有のアプリケーションアクションが標準システムアクションに追加されるでしょう。もし、複数アプリケーションタイプに属するメッセージを選択したなら、標準システムアクションのみがリストされるでしょう。アクションの説明は、下記表を参照してください。
図: アクションの適用
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