GroundWork Monitor は、Foundation構成データベースに自動的にネットワーク資源を追加・調整させることができ、それによってアドミニストレータが手動でホストやサービス定義をする負荷を低減することができる新しいAuto Discovery(自動検出)ツールを盛り込みました。
GroundWork Monitor の Auto Discovery(自動検出)機能を学ぶための良いスタートポイントとして、クイックスタートオーバービューがあります。このビデオアイコン をクリックすると、このプレゼンテーションを開始することができます。
アドミニストレータは、このツールを使って指定した範囲のホストデバイスのネットワークアドレスを調べます。探索が終わると、そのデバイスには最も適合するホストやサービスプロファイルが割り当てられ、アドミニストレータには GroundWork Monitor の構成データベースにそれを書き込む前に、結果を表示して確認するチャンスが与えられます。全体として、このプロセスにより管理者は彼らのネットワークデバイスを最小の手動操作で、GroundWork Monitor に自動的に統合できるようにします。
自動検出ツールの中には上記のプロセスを実施するのに使用される二つの大きなサブシステムがあります。まず、検出サブシステムは、デバイス固有の探索を実施する責任を持ち、ネットワーク検出のための構成設定の中核を提供します。それとは別に、自動化サブシステムは適当なホストとサービスプロファイルを定義するため検出したデータを構文解釈して、最終結果として構成管理データベースの更新に対しての責任を負います。
上述のようなネットワーク検出操作には、期待どおりに働くために、それら両方のコンポーネントが必要です。しかしながら、自動化サブシステムは、必ずしもそれに対して入力データを提供する検出コンポーネントに排他的に依存しないこと、そして実際に自動化コンポーネントが、どんな構成テキストでも、構成データベースを同期する目的で、ほとんど使うことができることを認識することが重要です。たとえば、管理者はネットワーク探索をすることなく、表計算ソフトやネットワーク管理システムを起源とする入力ファイルで GroundWork Monitor の構成データベースを同期するために自動化サブシステムを使うことができます。このため、両者は重要な役割を演じ、一般的な使用方法においていっしょに働くように設計されているものの、検出と自動化コンポーネントは比較的に独立しており、異なる業務を行います
ふたつの自動検出サブシステムについて、下記で詳しく説明します: