ホストは物理的な構成要素、ネットワーク上の物理的なサーバ、ワークステーション、機器などです。サービスは、ホストが提供する論理的な構成要素です。
ホスト定義は、名前、エイリアスと IP アドレスと合わせてホストテンプレート定義、ホストおよびサービスプロファイル、ホスト拡張情報、2/3次元マップ座標やホストとサービスエスカレーションツリー定義を含む任意の定義を格納します。ひとつかそれ以上の親ホストとホストグループをホスト定義に追加することができます。
サービスはホストとサービスプロファイルを介して組み込まれますが、ホスト定義の中で個別のサービスを追加したり、変更、削除することもできます。
下記に列記された項目は、ホスト定義の要素をより詳しく説明しています。ホストテンプレートのみは必須とされるオブジェクトであり、他はオプション(任意)です。
ホスト定義で使用するためのテンプレートを作るには、ホストテンプレートの定義 を参照してください。そして、ホスト作成ウィザードで新しいホストの作成を続けます。上のホームアイコンをクリックすると、構成設定の実施シナリオのリストに戻れます。
Host Templates(ホストテンプレート)[必須] - 複数のホストを定義するのに使用する共通のオブジェクト属性を保存します。 GroundWork Monitor は generic-host テンプレートを入れてリリースされます。
Host and Service Profiles(ホストとサービスプロファイル) - ホストとサービスの設計と管理のための支援構造体です。サービスプロファイルは複数のサービス定義で構成され、ホストプロファイルはサービスプロファイル群を組み込むことができます。
Parents(親ホスト) - 通常、監視サーバとリモートのホストの間にあるルータやスイッチ、ファイアーウォールなどです。
Host Groups(ホストグループ)- 名前を付けて任意に作成できるホストの集合です。ホストグループを使うと、アクセス制御、表示の階層化、ステータス表示、通知、保守のスケジュール、複数サーバコマンドやレポートをシンプルにします。
Extended Host Info(ホスト拡張情報) - このエントリーは、基本的に status、statusmap、statuswrl と extinfo の CGIで見栄えを良くするのに使用されます。
2d and 3d Status Coordinates(2/3次元ステータス座標):これらは Nagios の2次元ステータスマップおよび3次元ステータスマップ上のホスト位置の定義を行うオプションです。
Host and Service Escalation Trees(ホストをサービスのエスカレーションツリー) -これらは個々のサービス、ホストおよびホストグループのためのコンタクト(連絡先)への通知をエスカレートするのに使用します。
Services(サービス) - ホスト、ホストとサービスプロファイルの中に組み込まれた、定義済みのサービス定義です。