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このプロファイルは、MySQL へのTCPポート3306の接続を使って、ローカルあるいはリモートの MySQL サーバのためのさまざまの統計を監視します。
サービス - Configuration 内の定義はこの名前の下に格納されています。
コマンドライン - プラグインへ渡される引数付きのサービスコマンド
プラグインのコマンドライン - このサービスのためのNagiosに呼ばれたプラグインスクリプト
拡張情報 - 特にグラフの生成のために使用される、サービス拡張情報の定義
注意: 下記のコマンドラインは、一行のコマンドを意味します。
サービス |
コマンドライン |
プラグインのコマンドライン |
mysql_aborted_clients |
check_mysql_status!aborted_clients!lt100 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_opened_tables |
check_mysql_status!opened_tables!lt20 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_questions |
check_mysql_status!questions!lt1000000 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_select_full_join |
check_mysql_status!select_full_join!0 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_select_scan |
check_mysql_status!select_scan!lt10 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_slow_queries |
check_mysql_status!slow_queries!lt10 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_threads_connected |
check_mysql_status!threads_connected!lt50 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_threads_created |
check_mysql_status!threads_created!lt5000 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
mysql_threads_running |
check_mysql_status!threads_running!lt50 |
$USER1$/check_mysql_status.php –H $HOSTADDRESS$ -v "$ARG1$" –t "$ARG2$" |
このパッケージには次のファイルが含まれます:
プロファイル定義
service-profile-mysql-service.xml
perfconfig-mysql-service.xml
プラグインスクリプト
check_mysql_status.php
GroundWork Monitor には、さまざまなディバイス、システム、アプリケーションに対する多くの監視プロファイルが含まれます。新しいGroundWorkのインストール上にすでにインポートされたプロファイルには、Service Ping、SNMP ネットワーク、SSH UNIXがあります。GroundWork Monitor Configuration(コンフィグレーション)ツールは、更新したプロファイル、および追加設定を要求するプロファイル(プロファイルの XML ファイルと、それに付随する Performance Configuration 定義ファイル)をインポートするために使用されます。インポートの手順は、GROUNDWORK プロファイル > プロファイルのインポート
このセクションでは、このプロファイルを使用した詳細設定を説明します。これらのパラメータは、コンフィグレーションツールによって変更することが可能です。
監視対象のホストは、GroundWork Monitorサーバ上のユーザ”r;nagios”にMySQlインスタンスへのアクセスするパーミッションを与える必要があります。デフォルトでは、空のパスワード( Linux のパスワードではありません)を使います。パスワードの使用が望ましければ、プラグイン”r;check_mysql_status”中の下記の行の変数をコーディングする必要があります:
$mysql_password = "";
その後、パスワード有無のどちらの場合でも、監視対象のホスト上でパーミッションを設定してそのプロファイルのサービスチェックが成功するようにするため root ユーザとして下記のコマンドラインを実行します(必要ならば、root ユーザのパスワードも提供しなければなりません):
’r;echo ”r;grant all on *.* to nagios@<ip address of GW server> identified by ”r;<password>” ”r; | mysql –u root –p’
コマンドパラメータは、コンフィグレーションのServices(サービス)セクションの中にあって、下記の名前とデフォルト値を持っています。太字の引数はサービスプロファイルが正しく動作する前に必ず設定しなければなりません。
しきい値の値についての用語。これには4つの異なるフォームがあります;テスト合格の場合 OK (0) ステータスが返ります; テスト失敗の場合はプラグインは Critical (2) ステータスを返します:
必ず値が一致する: 0
数値よりも小さい: lt50
数値よりも大きい: gt100
数値の範囲内 : 20 - 30
mysql_aborted_clients
常にインクリメントしている counter(カウンタ)
そのクライアントプログラムは、エグジットする前に mysql close をコールしなかった
そのクライアントは、サーバに何ら要求を行わないで wait_timeout か interactive_timeout の秒数以上スリープしていた。
そのクライアントプログラムはデータ転送の途中で突然終了した。
$ARG1$ - Aborted_clients
$ARG2$ - CRITICAL(異常)(異常)のしきい値 lt100
mysql_opened_tables
オープンされたことがあるテーブルの数。 Opened_tables が大きい場合、多分 table_cache の値が小さすぎるでしょう。(guage)
$ARG1$ - opened_tables
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt20
mysql_questions
クライアントがそのサーバに送ったステートメントの数 (counter)
$ARG1$ - Questions
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt1000000
mysql_select_full_join
インデックスを使っていないためにテーブルスキャンを実施したJoin(結合)のcounter(数)
$ARG1$ - Select_full_join
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 0
mysql_select_scan
最初のテーブルにフルスキャンを行った結合 Join(結合)のcounter(数)
$ARG1$ - select_scan
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt10
mysql_slow_queries
long_query_time の秒数よりも時間のかかったクエリの数。より詳しく見るための注:遅いクエリのログを有効にするには、--log-slow-queries[=file_name] オプションを使って mysqld を開始します。遅いクエリのログは、長時間かかるクエリ、ひいてはオプチマイズの候補を見つけるために使われます。(counter)
$ARG1$ - slow_queries
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt10
mysql_threads_connected
現在オープン中のコネクション数 (guage)
$ARG1$ - Threads_connected
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt20
mysql_threads_created
コネクションを取り扱うために生成されたスレッドの数。 Threads_created が大きい場合、thread_cache_size の値を増やしたくなるでしょう。キャッシュのミス率は、hreads_created/コネクション数の計算で求められます。 (counter)
$ARG1$ - threads_created
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt5000
mysql_threads_running
スリープしていないスレッドの数 (gauge)
$ARG1$ - threads_running
$ARG2$ - CRITICAL(異常)のしきい値 lt50
これらそれぞれのテストは、mysqlコマンド”r;SHOW STATUS" のコンテキスト中の意味のある引数を渡します。インクリメントされるカウンターは”r;FLUSH STATUS” コマンドで全リセットされます。野心的な管理者は、 http://www.myslq.org. の”r;SHOW STATUS” 変数のドキュメントを参照した後、新しいサービスを作るかも知れません。そこには、200以上もの文書があります。
下記のパラメータは、性能チャートを生成するために使用されます。 これらのパラメータは、GroundWork Monitor内の > Configuration(コンフィグレーション) >Performance(パフォーマンス)ツールを使用して設定されます。
mysql_aborted_clients
クライアントプログラムが mysql close をコールしなかった回数、そのサーバに何のリクエストもしないで wait_timeout と interactive_timeout 以上スリープしていた回数、あるいは、データ転送の途中で突然終了した回数のグラフ。
Nagiosサービスの定義には文字列 "mysql_aborted_clients"の記述が必要です。
mysql_opened_tables
オープンされたことがあるテーブル数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_opened_tables"の記述が必要です。
mysql_questions
クライアントがそのサーバに送ったステートメント数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_questions"の記述が必要です。
mysql_select_full_join
インデックスを使っていないためにテーブルスキャンを実施したJoin(結合)数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_select_full_join"の記述が必要です。
mysql_select_scan
最初のテーブルにフルスキャンを行ったJoin(結合)数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_select_scan"の記述が必要です。
mysql_slow_queries
long_query_time の秒数よりも時間のかかったクエリ数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_slow_queries"の記述が必要です。
mysql_threads_connected
現在オープン中のコネクション数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_threads_connected"の記述が必要です。
mysql_threads_created
コネクションを取り扱うために生成されたスレッド数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_threads_created"の記述が必要です。
mysql_threads_running
スリープしていないスレッド数のグラフ
Nagiosサービスの定義には文字列 " mysql_threads_running"の記述が必要です。
なし。