構成設定の実施シナリオ

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時間帯の定義

時間帯について

時間帯は、通知やサービスチェックの適用時間とする、さまざまな日にわたる時間のリストです。それらは、いつホストとサービスのチェックが実施されるか、いつホストとサービスの通知がコンタクト(通知先)に送られるか、いつ通知のエスカレーションが使用され、いつ依存関係が有効になるかを示します。

このページでは、時間帯の定義ディレクティブを説明し、GroundWork Monitor の Configuration(コンフィグレーション)アプリケーションを使用して、どの様に時間帯をセットアップするかを説明します。

時間帯の詳細は、  Nagios Referenceをクリックしてください。

時間帯の作成

View Diagram 表示/隠す 時間帯ディレクティブは、一週間の内の各日毎の時間範囲から構成されます。通常の週間の時間に対して、特別のウィークデイ、月ごとの日指定、特定月の日指定、カレンダーでの日指定など、さまざまのタイプの例外がサポートされています。

  1. Configuration(コンフィグレーション)アプリケーションから、Time Periods(時間帯)を選びます。

  2. 新しい時間帯を作成するため New(新規)を選んだり、既存の定義の Copy(複製)や Modify(変更)を行えます。

  3. Time Period(時間帯)画面の中で、必須の Name(名前)Alias(エイリアス)Description(説明)を入力し、Create(作成)をクリックします。

Name(名前) - [必須] このディレクティブは時間帯を識別する短い名前です。

Alias(エイリアス) - [必須] このディレクティブは時間帯を識別するための長い名前、あるいは、説明です。

Description(説明) - [必須]  この時間帯ディレクティブについての短い説明文です。

Name Examples: 24x7, none, nonworkhours, workhours

  1. 次にウィークデイや例外(exception)ディレクティブを入力します。さらに、除外されるべき時間帯の定義を入力します。

Sunday - Saturday(日曜 - 土曜) - ウィークデイのディレクティブ[日曜(sunday)から土曜日(saturday]は、特定の曜日毎の有効な時間範囲です。各時間範囲は HH:MM-HH:MM の形式で、時間は24時方式で指定します。ドロップダウン・リストの選択肢から曜日を選び、追加(Add)をクリックして指定する時間と説明を入力します。時間帯から丸一日除外したい場合、その定義内にデータを入れなければよいです。

ウィークデイの例:

Sunday 00:00-24:00 Every Sunday of every week

Monday 00:00-24:00 Every Monday of every week...

Exception(例外) - 標準の週間スケジュールに対して、さまざまの異なるタイプの例外を指定することが出来ます。これは Day Rule(日毎ルール)エリア内に入力されます。例外は、通常や特定月の一日、ある月の特定の曜日やカレンダー上の一日など、複数の異なる形式を採ることができます。また、曜日や日付の範囲を指定したり、"これらの日付の間において3日毎に"というようなスキップ間隔指定の機能も実現できます。

ウィークデーとさまざまの例外は、すべて異なるレベルの優先度を持つため、それらが相互にどう影響するかを理解することが

重要です。例を参照してください。

例外の例:

monday 3 00-24:00 3rd Monday of every month

day 2 00-24:00 2nd day of every month

february 10 00-24:00 February 10th of very year

Exclude(除外) - このディレクティブは、この時間帯から除外されるべき時間帯の時間帯定義の名称(短い名前)を指定するのに使用します。定義中の時間帯から除外するために、既存の時間帯が表示されている横にチェックをします。

除外の例: workhours, nonworkhours

  1. 新しい定義を保存するには Save(保存)を選びます。

  2. 時間帯は、ここで、ホスト、サービス、コンタクトとエスカレーションのテンプレート定義の中で適用されます。check_period、notification_periodescalation_period などの、さまざまな時間帯ディレクティブがあります。