このページでは、ユーザインタフェースと接続のチェック、ファイアーフォールの構成設定、およびシスログの構成設定の注意点について説明します。
Operator があらかじめ定義されています。Operator ロールで、Status(ステータス)や Event Console(イベンコンソール)などの GroundWork Monitor アプリケーションにアクセスします。
ユーザ ID operator と パスワード operator で、 GroundWork Monitor に Operator としてログインします。
Status(ステータス)アプリケーションタブを選択します。
(左パネルの)ツリーを広げ、Hosts(ホスト)とServices(サービス)に移ります。ステータス情報が正しいかをチェックします。
GroundWork Monitor Community Edition - Status アプリケーション内で更新情報を受け取っていない、あるいは、Status と Nagios のサービス詳細が一致しない場合、あなたは Nagios と GroundWork Foundation 間のコネクションをチェックする必要があります。 (root 権限で)コマンドシェルから:
nagios2collage_status.pl が稼働中かどうかチェックします。 下記のコマンドを投入します:
ps -ef | grep nagios2collage
このプロセスが稼働していなければ、gwservices を再起動します。 下記のコマンドを投入します:
/usr/local/groundwork/ctlscript.sh restart gwservices
GroundWork Monitor Enterprise - GroundWork Monitor Enterprise 版において、イベントブローカはパッシブチェックを GroundWork サーバ上のポート 5667 に送り、それを Nagios の結果バッファの中に直接ロードさせます。パッシブチェック処理のためにイベントブローカを使うことにより Nagios のコマンドパイプラインを迂回します。イベントブローカは Nagios の一部なので、パッシブチェックを働かせるためには Nagios のリスタートのみが必要です:
/usr/local/groundwork/ctlscript.sh status nagios
nagios already running
Foundation の稼働をチェックした場合、下記のコマンドを投入します:
/usr/local/groundwork/ctlscript.sh status gwservices
Checking for gwservices: [running]
GroundWork Monitor のインストレーションと検証が成功したら、この段階であなたのファイアーウォールの設定を決めることができます。また、 下記のポートが GroundWork サーバ上でオープンになっていなければなりません:
22 SSH (TCP)
80 Apache (TCP)
162 SNMP (UDP)
443 SSL (TCP)
514 Syslog (UDP)
4913 Foundation Listener (TCP)
8004 JMX
8009 Application Server
16011 JMS administration port
16400 JNDI service
60999 JMS listener
インストールプロセスの一環として、オペレーティングシステムの syslogd プロセスが無効にされて GroundWork インストールに含まれている syslogng と置き換えられます。 /etc/syslog.conf へのカスタマイズは /usr/local/groundwork/etc/syslog-ng/syslog-ng.conf に移行する必要があります。これ以降は /etc/syslog.conf を変更しても何の影響も及ぼしません。