square.gif GroundWork Foundation

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統合の構成設定

機能

Foundation の統合機能により、同内容のメッセージについて単一エントリのみを作成し、カウンターをインクリメントして date フィールドを調整することによって LogMessages の数を減らすことができます。統合処理は、統合属性が定義されている Entity Type LogMessage のすべての入力メッセージに適用されます(例:consolidation='SNMPTRAP')。

統合の判断基準はデータベースに保存され、ユーザで定義可能な名前と判断基準から構成されます。判断基準はセミコロン(;)で区切った、LogMessage レコードのフィールドや  PropertyNames のリストです。統合されるメッセージに対して定義された判断基準のフィールドのすべての値が既存のレコードと合致する必要があります。

入力メッセージは対応する統合判断基準の名前を定義しなくてはなりません。統合タグが欠けていた場合、システムのデフォルト動作として新しいログエントリーが作成されます。

デフォルトの統合

デフォルトでは、統合は Nagios、SNMP、Syslogイベントに対して機能します。統合判断基準で定義されたフィールドが一致したとき、統合がおこります。上記の例外は、最後のイベントの監視ステータスが次のイベントの監視ステータスと異なり、新しいコンソールメッセージが作成された場合です。この方法によりコンソールメッセージが時系列にソートされ、以前のステータスの上に現在のステータスが表示されることを確実にします。
以下の統合判断基準は Foundation の ConsolidationCriteria テーブルで定義されています:

統合判断基準

使用されるフィーダー

コメント

NAGIOSEVENT

nagios2collage_eventlog.pl

Community Edition

NAGIOSEVENT

EventBroker

Professional Edition

SNMPTRAP

snmptt forwarding traps to Foundation

Professional only

SYSLOG

gw-syslog-feeder.pl

Professional only

統合を無効化する

GroundWork Monitor Community Edition と共に出荷されるフィーダーのための統合を無効にするために、Nagios イベントログフィーダー( nagios2collage_eventlog.pl )を編集して、統合を指定しないというメッセージを Foundation に通信を送ることができます。:

my $xml_message = "< NAGIOS_LOG consolidation='NAGIOSEVENT'"; # Start message tag. Consolidation is ON

以下のように変更してください:

my $xml_message = "< NAGIOS_LOG "; # Start message tag. Consolidation is now turned OFF

統合できるためには、イベントメッセージは下記のような形式で、その後に他の引数が続く必要があります:

<NAGIOS_LOG consolidation='NAGIOSEVENT'  

NAGIOSEVENTのデータベース内の統合判断基準では、以下の基準を定義します:

Device;MonitorStatus;OperationStatus;SubComponent;ErrorType

あるイベントがシステムに取り込まれ、そして統合判断基準が定義されていたら、システムは、その Device、MonitorStatus、OperationStatus、 SubComponent や ErrorType について、既存のログメッセージがないか確認します:

既存の一つのメッセージとの合致する場合、既存メッセージに対するカウンターLogMessage.MsgCount がインクリメントされ、日付のフィールドが以下のようにアップデートされます:

データベースのフィールド

適応される変更

FirstInsertDate

変更なし

LastInsertDate

ReportDate

ReportDate

システム(現在の時間)

TextMessage

アップデートされたテキストメッセージ。ステータスとタイプが同じであっても、メッセージには変更するチェックの値(例:ディスク使用量85%)が含まれる可能性があります。