表示/隠す Performance(パフォーマンス)アプリケーションは、システムによって収集したあらゆる性能データのグラフを表示します。性能傾向レポートでは、GroundWork 性能レポートで見たいホストやサービスのグループを作成できます。性能グラフをどのように組み合わせても、一定周期でデータを更新し、繰り返し表示するレポートのように統合し保存できます。このアプリケーションは、複数のホストにまたがり複数のデータセットを組み合わせることに、とても柔軟な機能を備えています。基本的に、システム内のプラグインから返される数値データは、すべて他の類似データと組み合わせてグラフ化できます。
GroundWork Monitor には、性能の経時変化をグラフ化およびレポート化する機能があり、早期に是正措置をとれるように複数のメトリクス、サービス、ホスト間の相関を視覚化して性能の傾向を監視できます。 また、計画立案のために容量の傾向を監視する場合にも役に立ちます。Performance View は、収集した監視データ(例:ディスク領域使用率、プロセッサ負荷、CPU使用率、メモリ使用率、帯域幅使用率、I/O統計など)から性能グラフを生成できます。 それは、グラフィックと表形式の両方の性能データの保存・分析・表示に対応します。
システムおよびアプリケーションの性能を比較するこのインタフェースの効果は明らかです。例えば、複数のサーバにわたるCPUとメモリの使用率の履歴表示は、管理者は迅速に障害を特定しながら、ネットワーク使用率の隣に並べて表示することができます。ビューは保存可能であるため、グラフを再度生成せずに問題点を再検討できます。
GroundWork サービスプロファイルには、性能グラフ生成のための設定情報があります。GroundWork Monitor からサービスプロファイルを実装しているならば、インストールインストラクションに従い、性能グラフ構成が含まれるでしょう。
Performance View グラフは、Configuration(コンフィグレーション)ツールを使ってセットアップされます。 About Performance Graphs(パフォーマンスグラフについて) および Creating Performance Graph(パフォーマンスグラフの作成)を参照してください。
Dashboards(ダッシュボード) ページを選び、Performance View(パフォーマンスビュー)を選択します。
New(新規)を選択します。
Performance View(パフォーマンスビュー)画面でドロップダウンボックスから、Host(ホスト)を選択すると、関連するデータセットが表示されます。 CtrlおよびShiftキーを使用してデータセットを選び、Add Data Sets(データセット追加)を選択します。画面上にホストとデータセットが表示されます。また、Host(ホスト) と関連する Data Set(s)(データセット)を選択することもできます。
View Option(表示オプション)を選択します。
Expanded View(詳細表示)は、Performance View(パフォーマンスビュー)画面の上部に表示される選択した各ホスト/データセットに対するグラフを、それぞれ選択した時間範囲に対して個別に表示します。たとえば、ホスト/データセットのビューを3つ選び、時間をHours(時間)とDays(日数)で指定した場合、3×2通り、すなわち6種類のグラフが表示されます。
Consolidated Hosts(ホスト別集約表示)は、選択したホストを選択した時間範囲ごとに1つのグラフに集約します。
Consolidated(集約表示)は、すべてのデータを選択した時間範囲ごとに1つのグラフに集約します。
グラフの時系列、Hours(時間)、Days(日数)、Date Range(日付範囲)を選択します。カレンダーのボタンを利用できます。このオプションで、選択したホスト/データセットおよび集約オプションのグラフを個別に生成します。
Graph Performance(グラフ表示)を選択し、ビューを表示します。 Save(保存)を選択すると、グラフが現在のグラフ名で保存されます。Save As を選択すると、元のグラフおよび設定はそのままにして、変更されたグラフを新しいグラフ名で保存します。 Rename(名前を変更) オプションを使用すると現在のグラフの名前を新しい名前に変更できます。現在のグラフを削除するには Delete(削除)を選択します。
新しいグラフを作成し保存すると、左側のナビゲーション領域の Views(ビュー)に、保存したビューのリストが表示されます。 ビューを選択するとウィンドウの右側の領域に表示されます。
この画面からNagiosデータを手動で更新するには、Refresh(リフレッシュ)を選択するか、秒数を入力しシステムに対してデータを自動的に更新することができます。
これを確認するために、Auto Refresh(自動リフレッシュ)ボックスにチェックします。
グラフを再設定する場合は、Configure(設定)ボタンを選択し、Performance View(パフォーマンスビュー)定義画面に戻ります。