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このプロファィルは、Unix サーバをモニタする。リモートのサーバ上に監視スクリプトがインストールされ、GroundWork サーバからSSH プロトコルを使用して呼び出されます。
このプロファイルを使用する際は、GroundWork プロファイル>SSH プロファイルのSSH 監視の概要 を参照してください。
サービス - Configuration(コンフィグレーション)内の定義はこの名前の下に格納されています。
コマンドライン - プラグインへ渡される引数付きのサービスコマンド
プラグインのコマンドライン - このサービスのためのNagiosに呼ばれたプラグインスクリプト
拡張情報 - 特にグラフの生成のために使用される、サービス拡張情報の定義
注意: 下記のコマンドラインは、一行のコマンドを意味します。
サービス |
コマンドライン |
プラグインのコマンドライン |
拡張情報 |
ssh_disk_root |
check_by_ssh_disk!400!200!/ |
$USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 -l "$USER17$" -C "$USER22$/check_disk -w $ARG1$ -c $ARG2$ -p $ARG3$" |
number_graph |
ssh_load |
check_by_ssh_load!5,4,3!10,8,6 |
$USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 -l "$USER17$" -C "$USER22$/check_load -w $ARG1$ -c $ARG2$" |
unix_load_graph |
ssh_memory |
check_by_ssh_mem!80!90 |
$USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 -l "$USER17$" -C "$USER22$/check_mem.pl -U -w $ARG1$ -c $ARG2$" |
percent_graph |
ssh_process_count |
check_by_ssh_process_count!80!100 |
$USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 -l "$USER17$" -C "$USER22$/check_procs -w $ARG1$ -c $ARG2$" |
number_graph |
ssh_swap |
check_by_ssh_swap!20%!10% |
$USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 -l "$USER17$" -C "$USER22$/check_swap -w $ARG1$ -c $ARG2$" |
percent_graph |
tcp_ssh |
check_ssh |
$USER1$/check_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 |
number_graph |
このパッケージには次のファイルが含まれます:
プロファイル定義
service-profile-ssh-unix.xml
perfconfig-ssh-unix.xml
GroundWork サーバ上のプラグインスクリプト
check_ssh
check_by_ssh
リモート監視サーバ上のプラグインスクリプト
check_disk
check_load
check_mem.pl
check_procs
check_swap
性能グラフのプログラム
unix_load.cgi
percent_graph.cgi
number_graph.cgi
GroundWork Monitor には、さまざまなディバイス、システム、アプリケーションに対する多くの監視プロファイルが含まれます。新しいGroundWorkのインストール上にすでにインポートされたプロファイルには、Service Ping、SNMP ネットワーク、SSH UNIXがあります。GroundWork Monitor Configuration(コンフィグレーション)ツールは、更新したプロファイル、および追加設定を要求するプロファイル(プロファイルの XML ファイルと、それに付随する Performance Configuration 定義ファイル)をインポートするために使用されます。インポートの手順は、GROUNDWORK PROFILES > プロファイルのインポート
このセクションでは、このプロファイルを使用した詳細設定を説明します。これらのパラメータは、コンフィグレーションツールによって変更することが可能です。
コマンドパラメータは、サービス設定セクション内のコマンドパラメータは、下記の名前とデフォルト値を持ちます。
ssh_disk_root
指定したパーティションのディスク使用のグラフ
$ARG1$ - メガバイトフリー数がこの数値より下回るならば、WARNING(警告) アラートは生成されます。デフォルトは 400。
$ARG2$ - メガバイトフリー数がこの数値より下回るならば、CRITICAL(異常) アラートは生成されます。デフォルトは 200。
$ARG3$ - 監視対象のパス.デフォルトは /。
ssh_load
現在のロードアベレージをチェックします。
$ARG1$ - 1分、5分および15分のロードが規定値を超えるならば、WARNING(警告) アラートは生成されます。デフォルトは 5,4,3。
$ARG2$ - 1分、5分および15分のロードが規定値を超えるならば、CRITICAL(異常) アラートは生成されます。デフォルトは 10,8,6。
ssh_memory
メモリ使用量をチェックします。
$ARG1$ - メモリ使用率がこの値を上回るならば、WARNING(警告) アラートは生成されます。デフォルトは 80%。
$ARG2$ - メモリ使用率がこの値を上回るならば、CRITICAL(異常) アラートは生成されます。デフォルトは 90%。
ssh_process_count
実行中のプロセス数をチェックします。
$ARG1$ - プロセス数がこの値を上回るならば、WARNING(警告) アラートは生成されます。デフォルト 80。
$ARG2$ - プロセス数がこの値を上回るならば、CRITICAL(異常) アラートは生成されます。デフォル 100。
ssh_swap
スワップスペースをチェックします。
$ARG1$ - スワップスペースがこの値より少ない比率ならば、WARNING(警告)アラートが生成されます。 このデフォルトは、20%です。
$ARG2$ - スワップスペースがこの値より少ない比率ならば、CRITICAL(異常)アラートが生成されます。このデフォルトは、10%です。
tcp_ssh
$HOSTADDRESS$の TCP 22番ポート上のSSH サーバから応答されるかをチェックします。
引数なし。
下記のパラメータは、性能チャートを生成するために使用されます。 これらのパラメータは、GroundWork Monitor内の > Configuration(コンフィグレーション) >Performance(パフォーマンス)ツールを使用して設定されます。
ssh_disk_root
ディスク使用率のグラフ
Nagios サービスの定義には、文字列 ssh_disk
の記述が必要です。
ssh_load
ロード値アベレージのグラフ
Nagios サービスの定義には、文字列 ssh_load
の記述が必要です。
ssh_memory
メモリ使用量のグラフ
Nagios サービスの定義には、文字列 ssh_memory
の記述が必要です。
ssh_process_count
実行中プロセスの数のグラフ
Nagios サービスの定義には、文字列 ssh_process_count
の記述が必要です。
ssh_swap
スワップスペース量のグラフ
Nagios サービスの定義には、文字列 ssh_swap
の記述が必要です。
tcp_ssh
SSH ポート チェック応答時間のグラフ
Nagios サービスの定義には、文字列 tcp_ssh
の記述が必要です。
ファイヤーウォールに隠れているリモートホストへ通信しているならば、SSH の22番ポートが、リモートホストへのアクセスが許可されることを確認します。