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このプロファイルは VMWare ESX 3 仮想化ソフトウェアのインタフェースを監視します。また、インストールされたインスタンスの支配下にあるゲストオペレーティングシステムを監視するよう構成することもできます。下記の「実装上の注意」を参照ください。
例: Check disk with check_esx3_gs.pl
running ./check_esx3_gw.pl -h to specify thresholds for disk:
*DISK is megabytes/sec over the sampling interval. Thresholds are raw megabytes/sec.*
*e.g.: -l DISK -w 45 -c 99 will return a warning when thrashing at > 45 megabytes/sec.*
サービス - Configuration(コンフィグレーション)内の定義はこの名前の下に格納されています。
コマンドライン - プラグインへ渡される引数付きのサービスコマンド
プラグインのコマンドライン - このサービスのためのNagiosに呼ばれたプラグインスクリプト
拡張情報 - 特にグラフの生成のために使用される、サービス拡張情報の定義
注意: 下記のコマンドラインは、一行のコマンドを意味します。
サービス |
コマンドライン |
プラグインのコマンドライン |
拡張情報 |
snmp_esx3_instance_list |
check_esx_gw_vm_instance_list!10%!5% |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l LIST -w $ARG1$ -c $ARG2$ |
|
snmp_esx3_memory_available |
check_snmp_esx3_available_mem |
$USER1$/check_snmp -H $HOSTADDRESS$ -o ".1.3.6.1.4.1.6876.3.2.3.0" -l "Available Mem" -C '$USER7$' |
|
snmp_esx3_memory_console |
snmp_esx3_memory_console |
$USER1$/check_snmp -H $HOSTADDRESS$ -o ".1.3.6.1.4.1.6876.3.2.2.0" -l "Console Used Mem" -C '$USER7$' |
|
snmp_esx3_memory_total |
check_snmp_esx3_total_mem |
$USER1$/check_snmp -H $HOSTADDRESS$ -o ".1.3.6.1.4.1.6876.3.2.1.0" -l "Total_server_memory" -C '$USER7$' |
|
snmp_esx3_num_system_processes |
check_snmp_esx3_num_system_processes |
$USER1$/check_snmp -H $HOSTADDRESS$ -o ".1.3.6.1.2.1.25.1.6.0" -l "number_processes" -C '$USER7$' |
|
snmp_esx3_num_users |
check_snmp_esx3_num_users |
$USER1$/check_snmp -H $HOSTADDRESS$ -o ".1.3.6.1.2.1.25.1.5.0" -l "Number of Users" -C '$USER7$' |
|
snmp_esx3_server_cpu |
check_esx_gw_server_cpu!85!95 |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l CPU -w $ARG1$ -c $ARG2$ |
|
snmp_esx3_server_mem |
check_esx_gw_server_mem!5000!2000 |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l MEM -w $ARG1$ -c $ARG2$ |
|
snmp_esx3_server_net |
check_esx_gw_server_net!120!150 |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l NET -w $ARG1$ -c $ARG2$ |
|
snmp_esx3_uptime |
check_snmp_esx3_uptime |
$USER1$/check_snmp -H $HOSTADDRESS$ -o ".1.3.6.1.2.1.25.1.1.0" -r "Timeticks" -C '$USER7$' |
|
snmp_esx3_vm_cpu_Despina_1 |
check_esx_gw_vm_instance_cpu! Despina_1!80!90 |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l CPU -V $ARG1$ -w $ARG2$ -c $ARG3$ |
|
snmp_esx3_vm_mem_Despina_1 |
check_esx_gw_vm_instance_mem! Despina_1!80!90 |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l MEM -V $ARG1$ -w $ARG2$ -c $ARG3$ |
|
snmp_esx3_vm_net_Despina_1 |
check_esx_gw_vm_instance_net! Despina_1!80!90 |
$USER1$/check_esx3_gw.pl -H $HOSTADDRESS$ -C $USER7$ -l NET -V $ARG1$ -w $ARG2$ -c $ARG3$ |
|
icmp_ping_alive |
check_alive |
$USER1$/check_icmp -H $HOSTADDRESS$ -w 3000.0,80% -c 5000.0,100% -n 1 |
number_graph |
tcp_ssh |
check_ssh |
$USER1$/check_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 |
number_graph |
このパッケージには次のファイルが含まれます:
プロファイル定義
service-profile-snmp-vmware-esx3.xml
perfconfig-snmp-vmware-esx3.xml
プラグインスクリプト ( GroundWork Monitor 製品と共にインストール)
check_esx3_gw.pl
check_ssh
check_icmp
check_check_snmp
VMWare ESX 3 サーバ上にインストールするファイルとスクリプト
defesxtop.cfg
snmpd.conf
vmware-statgen-gw
vmware_statsgen.conf
vmware-stats-gw
.esxtop3rc
性能グラフ作成プログラム
number_graph.cgi
GroundWork Monitor には、さまざまなディバイス、システム、アプリケーションに対する多くの監視プロファイルが含まれます。新しいGroundWorkのインストール上にすでにインポートされたプロファイルには、Service Ping、SNMP ネットワーク、SSH UNIXがあります。GroundWork Monitor Configuration(コンフィグレーション)ツールは、更新したプロファイル、および追加設定を要求するプロファイル(プロファイルの XML ファイルと、それに付随する Performance Configuration 定義ファイル)をインポートするために使用されます。インポートの手順は、GROUNDWORK プロファイル > プロファイルのインポート
このセクションでは、このプロファイルを使用した詳細設定を説明します。これらのパラメータは、コンフィグレーションツールによって変更することが可能です。
コマンドパラメータは、Configuration(コンフィギュレーション)のサービスセクション内に、下記の名前とデフォルト値で存在します。太字の引数は、サービスプロファイルを正しく動作させるため、必ずセットする必要があります。
コマンドパラメータは、Configuration(コンフィギュレーション)のサービスセクション内に、下記の名前とデフォルト値で存在します。太字の引数は、サービスプロファイルを正しく動作させるため、必ずセットする必要があります。
snmp_esx3_instance_list
VMWare ESX 3 サーバ上にインストールされた VMWare ゲストインスタンスのリストを返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は 10%。これは、パーセンテージでの、総数に対して稼動(UP)している必要があるゲスト数の Warning(警告)の閾値です。
$ARG2$ - デフォルト値は 5%。これは、パーセンテージでの、総数に対して稼動(UP)している必要があるゲスト数の Critical(異常)の閾値です。
snmp_esx3_memory_available
VMWare ゲストに対して提供可能なメモリのバイト数を返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
snmp_esx3_memory_console
ESX コンソールで使用されているメモリのバイト数を返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
snmp_esx3_memory_total
そのサーバのメモリ総量をバイト数で返します。これは、使用可能メモリと ESX コンソールで使用されているメモリとの和と等しくなるはずです。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
snmp_esx3_num_system_processes
ESX コンソール内で稼動しているプロセス数を返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
snmp_esx3_num_users
ESX コンソールにログインしているユーザ数を返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
snmp_esx3_server_cpu
ESX サーバの CPU 使用率をパーセンテージで返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は 85。これは CPU 使用率の Warning(警告)の閾値です。
$ARG2$ - デフォルト値は 95。これは CPU 使用率の Critical(異常)の閾値です。
snmp_esx3_server_mem
ESX サーバのメガバイト単位での使用可能メモリ量と、 ESX コンソールのメモリ使用パーセンテージを返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は 5000。これは、使用可能メモリがこれよりも低くなった場合に Warning(警告)のアラームが発行される閾値です。この値は、あなたのサーバが有するメモリ量に基づいて適切に調整する必要があります。
$ARG2$ - デフォルト値は 2000。これは、使用可能メモリがこれよりも低くなった場合に Critical(異常)のアラームが発行される閾値です。この値は、あなたのサーバが有するメモリ量に基づいて適切に調整する必要があります。
snmp_esx3_server_net
メガバイト/秒単位での、総ネットワーク I/O 量を返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は 120。これを超えると Warning(警告)のアラームが発行されるメガバイト/秒の閾値です。
$ARG2$ - デフォルト値は 150。これを超えると Critical(異常)のアラームが発行されるメガバイト/秒の閾値です。
snmp_esx3_uptime
ESX サーバの稼働時間数を秒単位で返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
snmp_esx3_vm_cpu_Despina_1
ゲストインスタンス’r;Despina_1’の CPU 使用率パーセンテージを返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Despina_1’。これは、ゲストインスタンス名です。監視するゲストインスタンスの名前にこの変数を変更したいでしょう。また、ゲストインスタンス名を反映するようにサービス名への相応の変更を行いたいでしょう。
$ARG2$ - デフォルト値は 85。これは CPU 使用率の Warning(警告)の閾値です。
$ARG3$ - デフォルト値は 95。これは CPU 使用率の Critical(異常)の閾値です。
snmp_esx3_vm_mem_Despina_1
ゲストインスタンス’r;Despina_1’のメモリ使用量をパーセンテージで返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は ’r;Despina_1’。これは、ゲストインスタンス名です。監視するゲストインスタンスの名前にこの変数を変更したいでしょう。また、ゲストインスタンス名を反映するようにサービス名への相応の変更を行いたいでしょう。
$ARG2$ - デフォルト値は 80。これはメモリ使用量の Warning(警告)の閾値です。
$ARG3$ - デフォルト値は 90。これはメモリ使用量の Critical(異常)の閾値です。
snmp_esx3_vm_net_Despina_1
ゲストインスタンス’r;Despina_1’の総ネットワーク I/O 量をメガバイト/秒で返します。
$USER7$ - SNMP コミュニティストリング。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG1$ - デフォルト値は ’r;Despina_1。これにはデフォルトがありませんが、プロファイルが機能するために必ず設定する必要があります。コミュニティストリングは VMWare ESX 3 サーバ上の snmpd.conf ファイル内で設定されているもののひとつと一致する必要があります。
$ARG2$ - デフォルト値は 80。これを超えると Warning(警告)のアラームが発行されるメガバイト/秒の閾値です。
$ARG3$ - デフォルト値は 90。これを超えると Critical(異常)のアラームが発行されるメガバイト/秒の閾値です。
icmp_ping_alive
VMWare ESX 3 ホストアドレスへの ICMP ping チェックの応答時間とパケットロスを返します
tcp_ssh
VMWare ESX 3 ホストアドレス上の SSH ポートへのコネクション試行での成功か失敗かを返します。
下記のパラメータは、性能チャートを生成するために使用されます。 これらのパラメータは、GroundWork Monitor内の > Configuration(コンフィグレーション) >Performance(パフォーマンス)ツールを使用して設定されます。
snmp_esx3_server_cpu
ESX サーバの CPU 使用率のパーセンテージをグラフ化。
Nagios のサービス説明は "snmp_esx3_server_cpu" の文字列と一致する必要があります。
snmp_esx3_server_mem
そのサービスチェックによって返されたすべてのパラメータをグラフ化。デフォルトでは、これらは sys_mem_free_mb、sys_ballon_mem_mb と sys_console_mem_pc です。
Nagios のサービス説明は "snmp_esx3_server_mem" の文字列と一致する必要があります。
snmp_esx3_server_net
そのサービスチェックによって返されたすべてのパラメータをグラフ化。デフォルトでは、これらは sys_net_mbps, sys_net_mbps_in と sys_net_mbps_out です。
Nagios のサービス説明は "snmp_esx3_server_net" の文字列と一致する必要があります。T
snmp_esx3_vm_cpu
そのサービスチェックによって返されたすべてのパラメータをグラフ化。デフォルトでは、これらは vhost_cpu_used_pc と vhost_cpu_ready_pc です。
Nagios のサービス説明は "snmp_esx3_vm_cpu"の文字列と一致する必要があります。
snmp_esx3_vm_mem
そのサービスチェックによって返されたすべてのパラメータをグラフ化。デフォルトでは、これらは vhost_mem_active_pc と vhost_mem_ave_pc です。
Nagios のサービス説明は "snmp_esx3_vm_mem" の文字列と一致する必要があります。T
snmp_esx3_vm_net
そのサービスチェックによって返されたすべてのパラメータをグラフ化。デフォルトでは、これらは vhost_net_mbps, vhost_net_mbps_in と vhost_net_mbps_out です。
Nagios のサービス説明は "snmp_esx3_vm_net"の文字列と一致する必要があります。
tcp_ssh と icmp_ping_alive のサービスチェックの性能グラフは、ベース製品に含まれるパフォーマンス構成定義で提供されます。
以下のセットアップ手順を VMWare ESX 3 ターゲットサーバ上で行う必要があります。注意:nmp-vmware-esx3.zip ファイルを入手するには、GroundWork Connect をアクセスする必要があります。GroundWork Connect 内で ESX3 Profile を探し、その結果の ESX3 Profile フォルダを選んでください。
監視する ESX サーバの /etc/snmp ディレクトリに下記のファイルをコピーします:
a. vmware-statgen-gw
b. vmware_statsgen.conf
c. vmware-stats-gw
d. defesxtop.cfg
(注: ESX 3.0.0 を使用している場合、ファイル .esxtop3rc を /root ディレクトリにコピーしてください。)
vmware-statgen-gw と vmware-stats-gw を root による実行が可能なことを確実にしてください:
a. # chmod +x vmware-statgen-gw
b. # chmod +x vmware-stats-gw
snmpd.conf に下記の行を追加してください:
a. # For Nagios/MRTG monitoring agent
b. exec 1.3.6.1.4.1.2021.1000.10 vmware /etc/snmp/vmware-stats-gw
c. # VMWare MIB modules. To enable/disable VMWare MIB items
d. # add/remove the following entries
e. dlmod SNMPESX /usr/lib/vmware/snmp/libSNMPESX.so
SNMP が自動実行するようにセットアップしてください (まだ、行っていなかった場合):
a. # chkconfig snmpd on
b. # service snmpd start
ファイアーウォール経由の SNMP を有効にしてください:
a. # esxcfg-firewall –e snmpd
/etc/crontab に下記の行を追加してください:
a. # generate performance stats every 5 minutes
b. */5 * * * * root /etc/snmp/vmware-statgen-gw