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このプロファイルは JMX (Java Management Extensions)を介して、Tomcat サーバの稼動状態を監視します。JMX を使ったアプローチにより、ユーザは、どのような MBean (managed bean)でも監視拡張することができます。 MBean は管理可能なリソースを表す Java オブジェクトです。
注意: Tomcat JMX プロファイルおよび catalina.sh 設定方法は、http://tomcat.apache.org/tomcat-5.5-doc/monitoring.html を参照してください。
サービス - Configuration(コンフィグレーション)内の定義はこの名前の下に格納されています。
コマンドライン - プラグインへ渡される引数付きのサービスコマンド
プラグインのコマンドライン - このサービスのためのNagiosに呼ばれたプラグインスクリプト
注意: 下記のコマンドラインは、一行のコマンドを意味します。
サービス |
コマンドライン |
プラグインのコマンドライン |
jmx_tomcat_CollectionCount |
check_jvm!java.lang:name=Copy, type=GarbageCollector!CollectionCount |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" |
jmx_tomcat_CollectionTime |
check_jvm!java.lang:name=Copy, type=GarbageCollector!CollectionTime |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" |
jmx_tomcat_bytesSent |
check_jvm!Catalina:type=GlobalRequestProcessor, name=http-8080!bytesSent |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" |
jmx_tomcat_currentThreadCount |
check_jvm_th!Catalina:name=http-8080,type=ThreadPool!currentThreadCount!50!100 |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" -w $ARG3$ -c $ARG4$ |
jmx_tomcat_currentThreadsBusy |
check_jvm_th!Catalina:name=http-8080,type=ThreadPool!currentThreadsBusy!50!100 |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" -w $ARG3$ -c $ARG4$ |
jmx_tomcat_errorCount |
check_jvm_th!Catalina:type=GlobalRequestProcessor, name=http-8080!errorCount!10!100 |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" -w $ARG3$ -c $ARG4$ |
jmx_tomcat_maxThreads |
check_jvm_th!Catalina:name=http-8080,type=ThreadPool!maxThreads!75!150 |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" -w $ARG3$ -c $ARG4$ |
jmx_tomcat_maxTime |
check_jvm_th!Catalina:type=GlobalRequestProcessor, name=http-8080!maxTime!1000!10000 |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" -w $ARG3$ -c $ARG4$ |
jmx_tomcat_processingTime |
check_jvm!Catalina:type=GlobalRequestProcessor, name=http-8080!processingTime |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" |
jmx_tomcat_requestCount |
check_jvm!Catalina:type=GlobalRequestProcessor, name=http-8080!requestCount |
$USER1$/check_jvm.pl -H $HOSTADDRESS$ -m "$ARG1$" -p $USER28$ -u $USER29$ -P $USER30$ -a "$ARG2$" |
このパッケージには次のファイルが含まれます:
プロファイル定義
service-profile-jmx-tomcat.xml
perfconfig-jmx-tomcat.xml
プラグインスクリプト
GroundWork Monitor には、さまざまなディバイス、システム、アプリケーションに対する多くの監視プロファイルが含まれます。新しいGroundWorkのインストール上にすでにインポートされたプロファイルには、Service Ping、SNMP ネットワーク、SSH UNIXがあります。GroundWork Monitor Configuration(コンフィグレーション)ツールは、更新したプロファイル、および追加設定を要求するプロファイル(プロファイルの XML ファイルと、それに付随する Performance Configuration 定義ファイル)をインポートするために使用されます。インポートの手順は、GROUNDWORK プロファイル > プロファイルのインポート
このセクションでは、このプロファイルを使用した詳細設定を説明します。これらのパラメータは、コンフィグレーションツールによって変更することが可能です。
コマンドパラメータは、Configuration(コンフィギュレーション)のサービスセクション内に、下記の名前とデフォルト値で存在します。太字の引数は、サービスプロファイルを正しく動作させるため、必ずセットする必要があります。
jmx_tomcat_CollectionCount
ガーベジコレクションは、Java 仮想マシンが、メモリスペースを解放するため、到達できないオブジェクトを発見し、再要求するために使用するプロセスです。このチェックは、前に呼び出されて以降のコレクション数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;java.lang:name=Copy,type=GarbageCollector’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;CollectionCount’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$- JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
jmx_tomcat_CollectionTime
$ARG1$ - デフォルト値は’r;java.lang:name=Copy,type=GarbageCollector’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;CollectionTime’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
jmx_tomcat_bytesSent
このチェックは最後の呼び出しからのグローバル・リクエスト・プロセッサ(Global Request Processor)から送られたバイト数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:type=GlobalRequestProcessor,name=http-8080’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;bytesSent’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
jmx_tomcat_currentThreadCount
このチェックは、スレッドプール中の現在のスレッドの数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:name=http-8080,type=ThreadPool’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;currentThreadCount’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$ARG3$ - デフォルト値は 50。これは currentThreadCount 属性と比較するための Warning(警告)の閾値です。
$ARG4$ - デフォルト値は 100。これは currentThreadCount 属性と比較するための Critical(異常)の閾値です。
jmx_tomcat_currentThreadsBusy
このチェックは、スレッドプール中のビジーなスレッドの数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:name=http-8080,type=ThreadPool’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;currentThreadsBusy’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$ARG3$ - デフォルト値は 50。これは currentThreadsBusy 属性と比較するための Warning(警告)の閾値です。
$ARG4$ - デフォルト値は 100。これは currentThreadsBusy 属性と比較するための Critical(異常)の閾値です。
jmx_tomcat_errorCount
このチェックは、最後の呼び出しからのグローバル・リクエスト・プロセッサ(Global Request Processor)へのリクエストのエラー数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:type=GlobalRequestProcessor,name=http-8080’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;errorCount’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$ARG3$ - デフォルト値は 10。これは errorCount 属性と比較するための Warning(警告)の閾値です。
$ARG4$ - デフォルト値は 100。これは errorCount 属性と比較するための Critical(異常)の閾値です。
jmx_tomcat_maxThreads
このチェックは、スレッドプール中のスレッド最大数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:name=http-8080,type=ThreadPool’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;maxThreads’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$ARG3$ - デフォルト値は 75。これは maxThreads 属性と比較するための Warning(警告)の閾値です。
$ARG4$ - デフォルト値は 150。これは maxThreads 属性と比較するための Critical(異常)の閾値です。
jmx_tomcat_maxTime
このチェックは、最後の呼び出以降のすべてのプロセス中で、処理を行うのに要した最大の時間を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:type=GlobalRequestProcessor,name=http-8080’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;maxTime’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$ARG3$ - デフォルト値は 1000。これは maxTime 属性と比較するための Warning(警告)の閾値です。
$ARG4$ - デフォルト値は 10000。これは maxTime 属性と比較するための Critical(異常)の閾値です。
jmx_tomcat_processingTime
このチェックは、最後の呼び出しからのリクエストプロセッサの処理時間を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:type=GlobalRequestProcessor,name=http-8080’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;processingTime’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
jmx_tomcat_requestCount
このチェックは、最後の呼び出しからの、このプロセッサによって処理されたリクエストの数を返します。
$ARG1$ - デフォルト値は’r;Catalina:type=GlobalRequestProcessor,name=http-8080’。これは mbean の名前です。
$ARG2$ - デフォルト値は’r;requestCount’。これは mbean 属性の名前です。
$USER28$ - JMX リスナーのポート。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。Tomcat の JMX リスナーポートのデフォルトは 8004。
$USER29$ - JMX のユーザ名。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
$USER30$ - JMX ユーザのパスワード。このプロファイル内にデフォルトはないですが、これをセットする必要はありません。
下記のパラメータは、性能チャートを生成するために使用されます。 これらのパラメータは、GroundWork Monitor内の > Configuration(コンフィグレーション) >Performance(パフォーマンス)ツールを使用して設定されます。
jmx_tomcat_CollectionCount
前に呼び出されて以降に発生したコレクション数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_CollectionCount" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_CollectionTime
最後の呼び出しからのミリ秒単位での概算の累計経過時間をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_CollectionTime" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_bytesSent
最後の呼び出しからのグローバル・リクエスト・プロセッサ(Global Request Processor)から送られたバイト数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_bytesSent" の文字列と一致する必要があります。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_bytesSent" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_currentThreadCount
スレッドプール中の現在のスレッドの数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_currentThreadCount" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_currentThreadsBusy
スレッドプール中のビジーなスレッドの数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_currentThreadsBusy" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_errorCount
最後の呼び出しからのグローバル・リクエスト・プロセッサ(Global Request Processor)へのリクエストのエラー数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_errorCount" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_maxThreads
スレッドプール中のビジーなスレッドの数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_currentThreadsBusy" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_maxTime
スレッドプール中のスレッド最大数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_maxThreads" の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_processingTime
最後の呼び出しからのリクエストプロセッサの処理時間をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_processingTime”の文字列と一致する必要があります。
jmx_tomcat_requestCount
最後の呼び出しからの、このプロセッサによって処理されたリクエストの数をグラフ化。
Nagios のサービス説明は "jmx_tomcat_requestCount" の文字列と一致する必要があります。
なし。