square.gif システムメンテナンス

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バックアップとリストア

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このページでは Foundation データベース、JBoss フレームワーク、GroundWork Insight Reports および Configuration (monarch)のためのバックアップとリストア手順を説明します。 GroundWork Monitor によって使用される運用データベースは、状態とイベントデータを含む GWCollageDB (Foundation)、Insight Reports(インサイトレポート)と Availability Reports(可用性レポート)で使用される履歴データを含む dashboard データベースです。

Foundation データベース(GWCollageDB)

このセクションでは、Foundation データベースのバックアップとリストアを説明します。また、GWCollageDB データベース全体を削除して設定をリセットし、初期状態にする手順を説明します。

Foundation データベースのバックアップ

コマンドラインから下記の手順で、GWCollageDBデータベースを手動でバックアップできます:

  1. ターミナルセッションを開き、 root としてログインします。 root

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

  1. バックアップ sql ファイルを作成するため下記のコマンドを投入します。注意: mysql の root ユーザに対するパスワードを入力をするように表示されます。mysql インストール時にパスワードを指定していない場合は、単に Enter を押してください。下記の例では、 GWCollageDB_backup_09012009.sql がデータベースのバックアップファイルで、09012009 が現在の日付です。

mysqldump -u root -p GWCollageDB > /usr/local/groundwork/GWCollageDB/backup/GWCollageDB_backup_09012009.sql

  1. 次に、下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

Foundation データベースのリストア

先にバックアップしたデータベースをリストアするには、以下の手順を実行します。

  1. ターミナルセッションを開き、 root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

  1.  下記のコマンドで foundation/backup デイレクトリに移動します:

cd /usr/local/groundwork/foundation/backup

  1. 下記の名前のファイルがあるでしょう:

GWCollageDB_backup_<timestamp>.sql

  1. 下記のコマンドで、現在の Foundation データベースをドロップします:

mysqladmin -u root -p drop GWCollageDB

  1. 下記のコマンドで、Foundation データベースを再生成します:

mysqladmin -u root -p create GWCollageDB

  1. オペレーティングシステムのプロンプトに下記のコマンドを投入して、古いデータベースをリストアします:

mysql -u root -p GWCollageDB < GWCollageDB_backup_<timestamp>.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  9. ブラウザを再起動した後、ブラウザのキャッシュをクリアする必要があります。

Foundation データベースの削除とリセット

GWCollageDB データベース全体を削除して設定をリセットし、初期状態にするには、下記の手順を使用します。

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  1. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

  1. 下記のコマンドでディレクトリを移動します。このディレクトリには全てのデータベース作成の SQL 命令文があります。

cd /usr/local/groundwork/foundation/database

  1. 下記のコマンドで現在の GWCollageDB データベースをドロップします:

mysqladmin -u root -p drop GWCollageDB

  1. 下記のコマンドで GWCollageDB データベースを再生成します:

mysqladmin -u root -p create GWCollageDB

  1. 下記のコマンドで、GWCollageDB データベースに GWCollageDB.sql の内容をロードします:

mysql -u root -p GWCollageDB <  GWCollageDB.sql

  1. 全てのシード・スクリプトをロードします:

mysql -u root -p GWCollageDB <  GWCollage-State.sql

mysql -u root -p GWCollageDB <  GWCollage-Console.sql

mysql -u root -p GWCollageDB <  GWCollage-Metadata.sql

mysql -u root -p GWCollageDB <  GWCollage-Version.sql

mysql -u root -p GWCollageDB <  nagios-properties.sql

mysql -u root -p GWCollageDB <  system-properties.sql

  1. 下記のようにディレクトリを移動します:

cd /usr/local/groundwork/databases

  1. 下記のシード・スクリプトを Foundation データベースにロードします:

mysql -u root -p GWCollageDB <  syslog-seed.sql

mysql -u root -p GWCollageDB <  snmp-properties.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. ブラウザを再起動した後、ブラウザのキャッシュをクリアする必要があります。

JBoss データベース

JBoss Portal のデータベースには、システムユーザ、ロール、アプリケーションとパーミッションのための情報が含まれます。

JBoss  データベースのバックアップ

コマンドラインから以下の手順を使用して JBoss データベースのバックアップを手動で行うことができます。

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  1. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

  1. バックアップ sql ファイルを作成するため下記のコマンドを投入します。注意:mysql の root ユーザに対するパスワードを入力をするように表示されます。mysql インストール時にパスワードを指定していない場合は、単に Enter を押してください。下記の例では、jbossdb_backup_09012009.sql がデータベースのバックアップファイルで、09012009が現在の日付です。

mysqldump -u root -p jbossportal > /usr/local/groundwork/backup/jbossportal_backup_09012009.sql

mysqldump -u root -p jbossdb > /usr/local/groundwork/backup/jbossdb_backup_09012009.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd  をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

JBoss データベースのリストア

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

  1. 下記のコマンドで backup/jboss デイレクトリに移動します:

cd /usr/local/groundwork/backup/jboss

  1. 下記の名前のファイルがあるでしょう:

jbossportal_backup_<timestamp>.sql

jbossdb_backup_<timestamp>.sql

  1.  下記のコマンドで、現在の JBoss データベースをドロップします:

mysqladmin -u root -p drop jbossportal

mysqladmin -u root -p drop jbossdb

  1. 下記のコマンドで JBoss データベースを再生成します:

mysqladmin -u root -p create jbossportal

mysqladmin -u root -p create jbossdb

  1. オペレーティングシステムのプロンプトに下記のコマンドを投入して、古いデータベースをリストアします:

mysql -u root -p jbossportal < jbossportal_backup_<timestamp>.sql

mysql -u root -p jbossportal < jbossdb_backup_<timestamp>.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd  をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

  1. ブラウザを再起動した後、ブラウザのキャッシュをクリアする必要があります。

Insight Reports データベース (dashboard)

このドキュメントでは、Insight Reports データベース のバックアップとリストアについてを説明します。また、dashboard  データベース全体を削除して設定をリセットし、初期状態にする手順を説明します。

Insight Reports データベースのバックアップ

コマンドラインから下記の手順で、dashboard データベースを手動でバックアップできます:

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

  1. バックアップ sql ファイルを作成するため下記のコマンドを投入します。注意:mysql の root ユーザに対するパスワードを入力をするように表示されます。mysql インストール時にパスワードを指定していない場合は、単に Enter を押してください。下記の例では、dashboard_backup_09012009.sql がデータベースのバックアップファイルで、09012009 が現在の日付です。

mysqldump -u root -p dashboard > /usr/local/groundwork/dashboard/backup/dashboard_backup_09012009.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd  をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

Insight Reports データベースのリストア

先にバックアップしたデータベースをリストアするには、以下の手順を使用します。

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

  1. 下記のコマンドでディレクトリを移動します:

cd /usr/local/groundwork/dashboard/backup

  1. 下記のコマンドで現在の dashboard データベースをドロップします:

mysqladmin -u root -p drop dashboard

  1. 下記のコマンドで dashboard データベースを再生成します:

mysqladmin -u root -p create dashboard

  1. オペレーティングシステムのプロンプトに下記のコマンドを投入して、古いデータベースをリストアします:

ysql -u root -p dashboard < dashboard_backup_<timestamp>.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

  1. ブラウザを再起動した後、ブラウザのキャッシュをクリアする必要があります。

Insight Reports データベースの削除とリセット

dashboard データベース全体を削除して設定をリセットし、初期状態にするには、下記の手順を使用します。

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

  1. 下記のコマンドでディレクトリを移動します:

cd /usr/local/groundwork/databases

  1. 下記のコマンドで現在の dashboard データベースをドロップします:

mysqladmin -u root -p drop dashboard

  1. 下記のコマンドで dashboard データベースを再生成します:

mysqladmin -u root -p create dashboard

  1. 下記のコマンドで、dashboard_nagios_create.sql の内容を dashboard データベースにロードします:

mysql -u root -p dashboard < dashboard_nagios_create.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

  1. ブラウザを再起動した後、ブラウザのキャッシュをクリアする必要があります。

Configuration データベース (monarch)

このセクションでは、ユーザインタフェースからとコマンドラインからの monarch データベースのバックアップとリストアについて説明します。

ユーザインタフェースからのバックアップ

インタフェースからコミットを行うたびに Configuration データベースのバックアップを行う選択オプションがあります。 Configuration(コンフィグレーション)のナビゲーション画面から Control(コントロール)> Commit(コミット)オプションを投入するたびに、選択肢の Abort(中止)、Backup(バックアップ)と、Commit(コミット)が表示されるでしょう。Backup(バックアップ)を選択すると、monarch データベースと Nagios 構成ファイルのバックアップを /usr/local/groundwork/core/monarch/backup ディレクトリの中に作ります。バックアップ終了のメッセージの表示後にコミットを続行したくない場合、Abort(中止)を選択することができます。

コマンドラインからのバックアップ

コマンドラインから下記の手順で、monarch データベースを手動でバックアップできます:

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで Nagios デーモンを停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop nagios

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

下記のコマンドでテンポラリのセッションファイルを削除します:

rm -rf /tmp/sess*

rm -rf /tmp/tpl*

  1. バックアップ sql ファイルを作成するため下記のコマンドを投入します。注意: mysql の root ユーザに対するパスワードを入力するように指示が出ます。mysql インストール時にパスワードを指定していない場合は、単に Enter を押してください。下記の例では monarch_backup_09012009.sqlがデータベースのバックアップファイルで、09012009 が現在の日付です。

mysqldump -u root -p monarch > /usr/local/groundwork/core/monarch/backup/monarch_backup_09012009.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

  1. 下記のコマンドで Nagios をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start nagios

Configuration データベースのリストア

  1. ターミナルセッションを開き、root としてログインします。

  2. だれもシステムにログインしていないことを確認し、下記のコマンドで gwservices を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop gwservices

下記のコマンドで Nagios デーモンを停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop nagios

下記のコマンドで httpd を停止します:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh stop apache

下記のコマンドでテンポラリのセッションファイルを削除します:

rm -rf /tmp/sess*

rm -rf /tmp/tpl*

  1. 下記のコマンドでディレクトを移動します:

cd /usr/local/groundwork/core/monarch/backup

  1. 下記の名前のファイルがあるでしょう:

monarch_backup_<timestamp>.sql

  1. 下記のコマンドで現在の monarch データベースをドロップします:

mysqladmin -u root -p drop monarch

  1. 下記のコマンドで monarch データベースを再生成します:

mysqladmin -u root -p create monarch

  1. システムプロンプトに下記のコマンドを投入して、古いデータベースをリストアします:

mysql -u root -p monarch < monarch_backup_<timestamp>.sql

  1. 下記のコマンドで gwservices をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start gwservices

  1. 下記のコマンドで httpd をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start apache

  1. 下記のコマンドで Nagios をリスタートします:

/usr/local/groundwork/ctlscript.sh start nagios

  1. ブラウザを再起動した後、ブラウザのキャッシュをクリアする必要があります

  2. 次に、リストアした構成を表示し確認するために、Web インタフェースを使ってリストアした monarch データベースをコミットします: Configuration(コンフィグレーション)> Control(コントロール)> Pre flight test(プリフライテスト)。そして、Commit(コミット)> Backup(バックアップ)> Commit(コミット)