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このプロファイルは UNIX のLDAP サーバを監視します。LDAP サービスはリモートから監視されます。リモートのサーバ上に監視スクリプトがインストールされ、GroundWork サーバからSSH プロトコルを使用して呼び出されます。このプロファイルを使用する際は、GroundWork プロファイル>SSH プロファイル下のSSH 監視の概要参照してください。
サービス - Configuration(コンフィグレーション)内の定義はこの名前の下に格納されています。
コマンドライン - プラグインへ渡される引数付きのサービスコマンド
プラグインのコマンドライン - このサービスのためのNagiosに呼ばれたプラグインスクリプト
拡張情報 - 特にグラフの生成のために使用される、サービス拡張情報の定義
注意: 下記のコマンドラインは、一行のコマンドを意味します。
サービス |
コマンドライン |
プラグインのコマンドライン |
拡張情報 |
ssh_process_slapd |
check_by_ssh_process_slapd! 1:10!1:15 |
$USER1$/check_by_ssh -H $HOSTADDRESS$ -t 60 -l "$USER17$" -C "$USER22$/check_procs -w $ARG1$ -c $ARG2$ -C slapd" |
percent_graph |
tcp_ldap |
check_ldap!3!5! dc=groundworkopensource,dc=com |
$USER1$/check_ldap -t 60 -H $HOSTADDRESS$ -w "$ARG1$" -c "$ARG2$" -b "$ARG3$" -3 |
number_graph |
このパッケージには次のファイルが含まれます:
プロファイル定義
service-profile-ssh-ldap.xml
perfconfig-ssh-ldap.xml
GroundWork サーバ上のプラグインスクリプト
check_ldap
check_by_ssh
リモート監視サーバ上のプラグインスクリプト
check_procs
性能グラフのプログラム
percent_graph.cgi
number_graph.cgi
GroundWork Monitor には、さまざまなディバイス、システム、アプリケーションに対する多くの監視プロファイルが含まれます。新しいGroundWorkのインストール上にすでにインポートされたプロファイルには、Service Ping、SNMP ネットワーク、SSH UNIXがあります。GroundWork Monitor Configuration(コンフィグレーション)ツールは、更新したプロファイル、および追加設定を要求するプロファイル(プロファイルの XML ファイルと、それに付随する Performance Configuration 定義ファイル)をインポートするために使用されます。インポートの手順は、GROUNDWORK PROFILES > プロファイルのインポート
このセクションでは、このプロファイルを使用した詳細設定を説明します。これらのパラメータは、コンフィグレーションツールによって変更することが可能です。
コマンドパラメータは、サービス設定セクション内のコマンドパラメータは、下記の名前とデフォルト値を持ちます。
ssh_process_slapd
実行中の slapd プロセス数をチェックします。
$ARG1$ - WARNING(警告) アラートは、プロセス数がこの範囲外ならば生成されます。デフォルトは 1:10。
$ARG2$ - CRITICAL(異常) アラートは、プロセス数がこの範囲外ならば生成されます。デフォルトは 1:15。
tcp_ldap
指定した DNに匿名で接続を試みます。
デフォルトの LDAP バージョンは2です。これをバージョン3へ変更する場合は、check_ldapコマンドへ ?-3? を追加するために Configuration を使用します。
check_ldap plugin help は、v2 のデフォルトが check_ldap --help であることを示します。
-2 [--ver2]
ldap protocol version 2 を使用します。
-3 [--ver3]
ldap protocol version 3 を使用します。
$ARG1$ - デフォルトのWARNING(警告)しきい値は応答時間3秒
$ARG2$ - デフォルトのCRITICAL(異常)しきい値は応答時間5秒
$ARG3$ - LDAP ベース (例:ou=my unit, o=my org, c=at ; デフォルトは dc=groundworkopensource,dc=com)
下記のパラメータは、性能チャートを生成するために使用されます。これらのパラメータは、GroundWork Monitor内の > Configuration(コンフィグレーション) >Performance(パフォーマンス)ツールを使用して設定されます。
ssh_process_slapd
slapd プロセス数のグラフ
Nagios サービスの定義は文字列 "ssh_process" の記述が必要です。
tcp_ldap
LDAP サーバへの接続の応答時間のグラフ
Nagios サービスの定義は文字列 "tcp_ldap" の記述が必要です。
ファイヤーウォールに隠れているリモートホストへ通信しているならば、SSH の22番ポートが、リモートホストへのアクセスが許可されることを確認します。